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実績

治療実績(数字は述数)

患者動向

緩和ケア科の患者動向は下表のとおりです。

緩和ケア科の入院患者動向
年度(4月1日~3月31日) 入院総数 退院数 死亡退院数 平均在院日数 病床稼働率(%)
H15(1月1日~3月31日) 41 25 20
H15 149 157 133 37.9 74.5
H16 169 162 138 31.3 71
H17 154 153 139 38.8 81.5
H18 216 218 213 25.5 75.5
H19 184 184 166 30.3 76.8
H20 194 194 178 26.3 69
H21 220 219 208 26.4 79.5
H22 197 202 187 32.9 75.3
H23 207 205 189 24.1 67.8
H24 208 212 195 23.8 68.5
H25 193 183 168 23.3 65.5
H26 208 193 181 17.5 47.9
H27 214 202 178 23 65.5
H28 199 187 166 20.9 54.9
H29 190 177 160 34.6 65.1
H30 184 169 161 26.3 63.6
R1 178 163 153 26.3 61.3
R2 168 156 142 26.9 66.6
R3 176 167 - 27.4 -

緩和ケアチーム

がん診療の初期の段階あるいはがん治療中から緩和ケアを提供するために、緩和ケアチームが一般病棟のがん患者に関わることが大切です。平成15年度から緩和ケアチームが一般病棟のがん患者に関わっています。実績は下表のとおりです。

緩和ケアチーム介入実績
年度 実人数
H15 5
H16 22
H17 68
H18 148
H19 156
H20 147
H21 173
H22 208
H23 250
H24 257
H25 253
H26 252
H27 335
H28 315
H29 347
H30 310
R1 238
R2 209
R3 178

一般病棟における緩和ケアチームの働きは重要であり、平成22年度から緩和ケアチームに緩和ケア認定看護師が参加し、依頼件数は増加しており、平成27年度以降は200件を越えています。
H28年度は緩和ケアセンターが立ち上がり、医師3名(日本緩和医療学会・認定医)、看護師3名、兼任医療ソーシャルワーカー1名、薬剤師1名が配置され活動を行っています。
緩和ケア病棟における多職種の関わりは非常に重要です。薬剤師の薬剤指導、理学・作業療法士による理学・作業療法を施行しており、管理栄養士による食事指導も行っています。

研修・研究・教育活動

緩和医療学会規定の認定研修施設であり、令和3年度は、近江八幡医療センターから2名、済生会滋賀県病院から1名の研修医を緩和ケア研修のため受け入れました。(各々1ヶ月間)また、医学生、薬剤師、看護師の臨床実習を受け入れています。
緩和ケア科スタッフによる学会・勉強会での発表・講演についても積極的に行うように奨励しています。今後も、多くの患者・家族により良い医療・ケアが提供できるように努力を重ねていく所存です。

研究発表

講演

  1. 花木宏治 「身体的苦痛2 ;消化器症状・呼吸困難」 麻酔・緩和医療学 臨床講義 講師 (滋賀医科大学) R3.5.31
  2. 花木宏治 「本人の意向を尊重した意思決定のための研修会」ファシリテーター(滋賀県立総合病院)R3.9.4)
  3. 花木宏治、川嶋信吾、伴敏信 「PEACE緩和ケア研修会」企画、ファシリテーター(滋賀県立総合病院)R3.10.17)
  4. 花木宏治 「湖南緩和ケアセミナー」企画、コーディネーター、司会(ZOOM開催) R3.11.23
  5. 花木宏治 「世界ホスピス緩和ケアデー 記念県民公開講座」企画、コーディネーター(Web公開) R3.11.23
  6. 花木宏治 「死の臨床研究会 近畿支部大会 滋賀」 大会長(ZOOM開催) R4.2.11