実績

業務実績

令和2年度の外来患者数は、のべ9166人、1日平均37.7人、入院患者数は、のべ5168人、1日平均14.2人で、平均在院日数は8.1日、新規入院患者数は568人でした。

令和2年度の手術室での手術件数(前立腺生検を除く)は286件で前年度とほぼ同様でした。悪性腫瘍に対する外科的治療もほとんどが腹腔鏡下手術や経尿道的内視鏡手術で低侵襲手術を行っており、前立腺癌の根治手術は全例でダビンチ手術となりました。腎細胞癌の手術で腎部分切除術の適応となるものはダビンチ手術を標準としました。令和2年度の腹腔鏡下手術は50件で、主な内訳は腎・尿管の腹腔鏡下手術が19件(うちダビンチ手術3件)、腹腔鏡下膀胱全摘術が5件、ダビンチ前立腺全摘術が22件でした。尿路の内視鏡手術は経皮的腎砕石術2件、経尿道的尿路結石砕石術50件、経尿道的膀胱悪性腫瘍手術91件、経尿道的前立腺手術(TURP、HoLEPを含む)23件などでした。手術室以外での手技では結石破砕室において43件の結石破砕術を実施したほか、外来処置室やレントゲンTV室において膀胱内視鏡検査、尿管ステント留置術・抜去術などを多数行っています。

(表)
手術室 平成30年度 令和1年度 令和2年度
腹腔鏡下腎摘除術 9 8 4
腹腔鏡下腎部分切除術 2 0 0
ロボット支援腎部分切除術 0 1 3
腎摘除術(開放) 0 0 1
腹腔鏡下腎尿管全摘除術 6 7 12
腹腔鏡下腎盂形成術 1 0 0
腹腔鏡下副腎摘除術 2 4 3
腹腔鏡下後腹膜腫瘍摘除術 1 2 1
後腹膜腫瘍摘除術(開放) 1 0 0
後腹膜鏡下後腹膜リンパ節切除術 1 1 0
腹腔鏡下膀胱全摘除術 0 0 1
同(尿管皮膚瘻) 1 2 0
同(回腸導管) 6 7 4
膀胱全摘除術(開放)(尿管皮膚瘻) 0 0 0
同(回腸導管) 0 1 0
腹腔鏡下前立腺全摘除術 11 4 0
ロボット支援前立腺全摘除術 0 21 22
経皮的腎砕石術 6 3 2
経尿道的尿管結石砕石術 31 38 50
経尿道的膀胱腫瘍切除術 98 96 91
経尿道的前立腺切除術(TURP) 38 6 4
経尿道的レーザー前立腺核出術(HoLEP) 5 25 19
その他 69 64 69
合計 288 290 286
(表)
ESWL室 平成30年度 令和1年度 令和2年度
体外衝撃波結石破砕術 61 47 43

業績

講演

  1. 吉田 徹 泌尿器科ロボット支援手術 第121回がん診療セミナー、2021年3月25日、守山市

研究発表

  1. 勝永泰章、八田原広大、西澤恒二、吉田徹 尿路原発小細胞癌の2例 第70回日本泌尿器科学会中部総会、2020年11月12日、金沢市
  2. 八田原広大、勝永泰章、西澤恒二、吉田徹 当院における腎盂尿管癌に対する腹腔鏡下腎尿管全摘除術の治療成績 第70回日本泌尿器科学会中部総会、2020年11月12日、金沢市
  3. 西澤恒二、八田原広大、勝永泰章、吉田徹 後腹膜鏡下右腎摘除術における下大静脈出血への止血処置 第34回日本泌尿器内視鏡学会総会、2020年11月19日、岡山市
  4. 西澤恒二、八田原広大、吉田徹、大西裕之 当院で診断された進行性前立腺癌の治療経過 第108回日本泌尿器科学会総会、2020年12月24日、神戸市
  5. 沖中勇輝、影山進、石戸谷哲、宮下浩明、吉田徹、横川竜生、金哲将、七里泰正、新井豊、西川全海、曽我弘樹、牛田博、河内明弘 滋賀県の前立腺癌患者における診断時PSA測定契機調査~癌検診実施率全国最下位県の現状 第108回日本泌尿器科学会総会、2020年12月22日、神戸市

論文発表

西澤恒二、八田原広大、大西裕之、吉田徹 去勢抵抗性前立腺癌治療にかかる費用の検討 日本泌尿器科学会雑誌 112(2), 53~57, 2021