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当院では、旧称である滋賀県立小児保健医療センター時代の1988年から現在まで、長きにわたり創外固定器を用いた治療を数多く行ってきました。創外固定治療は成人整形外科領域でも外傷による変形に対して一般的に行われますが、当院では小児整形外科として、軟骨無形成症をはじめとする骨系統疾患等に伴う四肢短縮や、感染や骨折、腫瘍性病変等に伴う二次的な変形および脚長不等に対する脚延長・変形矯正を主に行っております。
創外固定器を用いた骨延長術は専門的な治療方法であり、どの施設でも治療ができるわけではありません。2026年4月現在、他の医療機関はもちろん、患者会等を介して患者さんからも当院での治療をご紹介いただき、滋賀県をはじめとする関西圏だけではなく、東北地方や九州地方など全国から患者さんが来院されています。脚延長・変形矯正の目的は、身体のバランスを改善して見かけを良くするだけでなく、四肢体幹運動機能を向上させて日常生活をより快適に過ごせるようにすることです。より多くの子どもたちの生活の質を上げられるようにしたいとの思いから、今回創外固定治療センターを開設しました。