総長 兼 病院長 のごあいさつ

一山総長
滋賀県立総合病院 総長・病院長 一山 智

 

 

平成の時代から新しい令和の時代を迎えました。滋賀県民の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。

平成の30年間は政治・経済・社会の価値観が大きく変動した時代でありました。情報の巨大化・迅速化が一挙に拡大し、個人の人生に対する価値観も多様化してまいりました。医療の世界においても大きな変化を余儀なくされています。

さて、滋賀県立総合病院は1970年に滋賀県立成人病センターとして開設以来50年が過ぎ、地域の医療機関として、また滋賀県全体の高度先進医療を担う医療機関として、県民の皆様の命と健康を守るべく、その役割を果たしてまいりました。

この間、研究所の開設、リハビリテーションセンターの設置、病棟改築・新病棟建設など、医療機関としての機能充実拡大に取り組んでまいりました。2002年には日本病院機能評価機構認定病院の認定を受け(以降認定更新を継続中)、2009年には国から都道府県がん診療連携拠点病院に指定され、2018年に名称を滋賀県立総合病院に改め、名実ともに30診療科535床を備えた、がん診療を柱に据えた総合病院に生まれ変わりました。

医療の質の向上に向けて高度医療機器と医療人材の確保に努め、県民の皆様の期待に沿えるよう努力を重ねてまいりました。高度ロボット手術機器(ダ・ヴィンチ)、高度放射線治療装置、内視鏡治療装置、心血管カテーテル治療装置、外来化学療法室など、最新の医療機器設備を整備してまいりました。これまでは治療不可能と考えられていた重症疾患が完治するようになり、同時に治療期間の短縮によって早期退院も達成されるようになりました。

さらに、高度医療の基盤ともいえる安全で安心な医療の確保にも努めてまいりました。職員の安全に対する意識改革と行動変容を促し、患者さんに安心して治療に専念していただける環境を整えていきたいと思っています。

今後とも安全で安心な高度医療を提供することによって、『滋賀県に住んでいて本当に良かった』と思ってもらえるよう、県民の皆様の健康増進に努めてまいります。県民の皆様のご理解とご鞭撻を賜りますようお願いを申し上げます。

 

2020年1月