従業者規模30人以上の事業所の生産額は6兆4,345億円で、前年に比べ4,747億円(8.0%増)増加しました。
生産額を業種別にみると、上位5業種は次のとおりです。
順位 | 業種 | 生産額(億円) | 構成比(%) |
---|---|---|---|
1 | 一般機械 | 1兆2,270 | 19.1 |
2 | 輸送機械 | 9,471 | 14.7 |
3 | 電気機械 | 7,346 | 11.4 |
4 | 化学工業 | 6,792 | 10.6 |
5 | プラスチック | 5,222 | 8.1 |
前年と比較すると、一般機械が2,173億円増(21.5%増)、電気機械が797億円増(12.2%増)、輸送機械が685億円増(7.8%増)など16業種が増加しました。一方、減少は化学工業が195億円減(2.8%減)、精密機械が54億円減(6.8%減)など8業種となりました。
【表B1 参照】
原材料使用額等は3兆8,931億円で、前年に比べ3,817億円(10.9%増)増加しました。
原材料使用額等を業種別にみると、上位5業種は次のとおりです。
順位 | 業種 | 原材料使用額等(億円) | 構成比(%) |
---|---|---|---|
1 | 一般機械 | 7,850 | 20.2 |
2 | 輸送機器 | 6,388 | 16.4 |
3 | 電気機械 | 4,072 | 10.5 |
4 | 化学工業 | 3,174 | 8.2 |
5 | プラスチック | 2,990 | 7.7 |
前年に比べて増加した業種は、一般機械が1,251億円増(19.0%増)、輸送機械が862億円増(15.6%増)、電気機械が396億円増(10.8%増)など19業種となりました。一方、減少した業種は、情報通信機械が35億円減(4.6%減)、精密機械が16億円減(4.2%減)、金属製品が15億円減(0.7%減)など5業種となりました。
【表B1 参照】
従業者30人以上の事業所の原材料使用額等は3兆6,470億円で、前年に比べ11.5%増加し、原材料率は57.6%となりました。
業種別に原材料率の高い業種をみると、非鉄金属87.8%、木材・木製品78.5%、情報通信機械72.6%の順になっています。一方、低い業種は、飲料・飼料22.7%、窯業・土石34.3%、化学工業45.7%の順になっています。(秘匿された業種を除く)
【図−23、表B1 参照】
従業者規模30人以上の事業所の製造品、半製品・仕掛品および原材料・燃料を含めた年末在庫額は6,135億円で、年初在庫に比べ627億円(11.4%増)増加しました。
年末在庫が年初より増加または同数であった業種は、一般機械が456億円増(年間27.1%増)、輸送機械が52億円増(同14.7%増)、プラスチックが44億円増(同9.4%増)など15業種となりました。一方、減少した業種は、電気機械が25億円減(同4.4%減)、情報通信機械が10億円減(同32.8%減)など9業種となりました。
【表B2 参照】
年末在庫率(生産額に占める在庫額の割合)の高い業種をみると、一般機械が17.5%、窯業・土石が13.8%、精密機械が11.6%となりました。一方、低い業種は、情報通信機械が2.1%、その他が2.5%、飲料・飼料3.0%となりました。(秘匿された業種を除く)
【表B2 参照】