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自動運転バス(レベル2)が彦根で走行開始!2月2日~16日は一般乗車可能

 滋賀県は1月31日、彦根市役所で「Shiga Smart Access自動運転チャレンジ事業」の一環として、自動運転バスの出発式とテープカットを行った。県と彦根市、民間事業者が連携し、地域交通の新たな選択肢として実証を進める。

 式典には三日月大造知事、田島一成彦根市長のほか、事業に参画するNTT西日本、NTTビジネスソリューションズ、マクニカの関係者が出席。市役所内では、今回導入される自動運転バスの機能や実証内容が紹介された。

 その後、市役所正面玄関前でテープカットが行われ、彦根市のマスコットキャラクター「ひこにゃん」をあしらったラッピングバスが披露された。三日月知事や田島市長らが乗車し、市役所から彦根駅までの区間で走り初めを実施した。

 三日月知事は試乗後の取材に対し、「とても可能性を感じた。走行はスムーズで快適。何より車体が親しみやすく、地域の方の関心も集める存在になる」と評価。その上で、「まずは一般の利用者にも乗ってもらい、1日1日、一歩一歩、実験を積み重ねていきたい。理解を広げ、技術と体制を整えながら、次の段階や新たな実証につなげていきたい」と述べ、段階的な社会実装を見据えた姿勢を示した。

 また、将来的な観光施策との連携にも言及し、2027年に予定されている大型観光キャンペーン「滋賀ディスティネーションキャンペーン(DC)」の時期には、彦根駅から城周辺を自動運転バスで巡る姿を描きながら、今回の実証に取り組みたい」と語った。

 本事業は、運転手不足や燃料費高騰など、各地で深刻化する地域公共交通の課題を背景に実施されている。

 知事は安全面についても、「雪などの厳しい条件下での挙動を含め、実験を通じて課題を洗い出し、より安心して利用できる環境整備につなげたい」と述べた。
式典終了後には、報道関係者を対象にした試乗会も行われ、実際の走行ルートで自動運転バスの性能を体験する機会が設けられた。

 自動運転バスはGPS、複数の赤外線センサーやカメラなどがリアルタイムで状況を判断し走行し、今回の実証運行のバスにはハンドルはついておらず、手動運転時にはコントローラーで操作する。

 自動運転バス実証運行は2月16日まで実施し、区間は彦根駅(西口)~ 彦根市役所前 ~ 彦根城前(いろは松観光駐車場)の往復約1.5km。

 運賃は無料で乗車定員は9名。必要時に車体を操作する乗務員が乗車する。

 運行は平日9便、土日祝11便で乗車は予約優先制(予約はアプリからのみ)。予約方法等の詳細については県ホームページをご確認ください。

Shiga Smart Access自動運転チャレンジ事業に関する問合せ
土木交通部 交通戦略課 交通企画係
電話番号:077-528-3687
メールアドレス:[email protected]
本記事に関する問合せ
知事公室 広報課
電話番号:077-528-3040
メールアドレス:[email protected]