○甲賀市甲南町寺庄で、特定外来生物に指定されているクビアカツヤカミキリの幼虫による被害を受けたサクラが新たに確認されました。
○本県での確認は、昨年の長浜市湖北町および高月町での確認に続き、市町別では今回が2例目です。
○本種の幼虫は、サクラ・モモ・ウメなどバラ科の樹木の内部に入り込んで材を食べ、孔道を伸ばしながら成長するため、樹木が衰弱し枯死するおそれがあります。
○令和8年4月6日
甲賀市に住民からフラス※を発見したとの情報提供
※幼虫が木の外に排出する幼虫の糞と木屑が混ざったもの
○令和8年4月7日
甲賀市が現地を訪問し、複数のサクラの樹木でフラスを確認
うち1本の樹木で楕円形の脱出口も確認し、県生物多様性保全課へ通報
○令和8年4月14日
県生物多様性保全課、甲賀市および専門家が、現地で状況を確認し、クビアカツヤカミキリの幼虫による被害であることを確定
○被害木に対して、薬剤の孔道内への噴霧、幼虫の掻き出しを実施した。
○発見場所周辺における被害状況の調査に着手した。
○今後新たに被害木が確認された場合は、甲賀市と連携して対応する。
○クビアカツヤカミキリの成虫またはフラスを発見された場合は、滋賀県生物多様性保全課または市町の外来生物担当課へ情報提供をお願いします。
※情報提供の内容:発見した日時・場所、成虫またはフラスの別、被害樹種、写真など
○成虫を見つけた場合は、殺虫剤の使用や踏みつぶすことなどにより駆除してください。
※特定外来生物の生きたままの運搬、飼育は禁止されています。
○本種による人体への直接的な影響はありませんが、幼虫は樹木内で成長し、内部を食い荒らすことにより、樹木を衰弱、枯死させるおそれがあります。
○近畿地方では平成27年(2015年)に大阪府で発見され、その後、近畿府県の各地で被害が確認されています。
○成虫は5月下旬から8月頃に出現します。メスは産卵数が多く(1,000を超えることもある。)、死ぬまでの間、複数の樹木を飛び回って産卵を続け、被害を拡大させる可能性があります。卵からかえった幼虫は樹木内で成長し、2~3年後に蛹になり、羽化します。
○以下の県ホームページに、防除対策等を掲載しています。
https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kankyoshizen/shizen/14005.html