熱中症による救急搬送状況について、令和7年9月分の状況をとりまとめましたのでお知らせします。
今夏(6~9月)の熱中症による救急搬送人員数は、県内搬送人員数の公表を開始した平成23 年以降の15 年間で最多(1,092人)となりました。(下図)
朝夕は涼しくなり、熱中症について油断しやすい季節ですが、まだまだ注意が必要です。
引き続き、適切に水分を摂り、暑さを避けるなどの基本的な「熱中症予防」に努めましょう。
令和7年9月中に滋賀県内で熱中症により救急搬送された人員は 113 人で、昨年の同月(140人)と比べて27人の減少となっています。
なお、このうち65歳以上の高齢者は52人で、その割合は46.0%となっています。
熱中症救急搬送状況(令和7年9月) (PDF:92 KB)
・暑さを避けましょう(帽子や日傘で暑さを避け、涼しい服装に心がける)
・エアコンを使って涼しい環境で過ごしましょう
・室内でも、外出時でも、のどが渇いていなくても、こまめに水分補給をしましょう
・『熱中症警戒アラート』は、熱中症の危険性が極めて高くなると予想される日に発表されますので、アラート発表時は、他人事と考えず、暑さから身を守りましょう
【子ども】
・子どもは体温調整機能が十分に発達していないため、水分補給や服装に気をつけましょう。
・顔が赤くなっていたり、汗をたくさんかいているときは涼しい場所に移動しましょう。
【高齢者】
・高齢者は体内の水分が不足しがちで、暑さやのどの渇きを感じにくく、熱中症になりやすいです。
・加えて、心機能や腎機能が低下していると、重症化しやすい傾向にあり、特に注意が必要です。