滋賀県立美術館(以下、県立美術館)では、1984年の開館以来、継続して展示や研究、保存、教育交流事業等に積極的に取り組んできました。
しかし、開館後40年が経過し建物や設備は老朽化が進んでおり、抜本的な改修を要する時期に入っています。加えて、県立美術館が身近な施設ではない方々がいることも浮き彫りになっています。
このような現状を受け止め、「県立美術館に何ができるのか」といった問いを自らに投げかけ、県立美術館の役割を見つめ直しながら、近年は、多様な鑑賞者が楽しめる視点を取り入れた展示に加え、対話鑑賞を活用した社会的処方などウェルビーイングに資する取組などを意欲的に進めてきました。
こうした検討や試行も踏まえ、施設機能を継続させるための抜本的な改修とともに、より多くの方に利用していただける存在になるために県立美術館の増築やびわこ文化公園と一体となった整備などを進めたいと考えています。
このたび、整備の基本的な方向性をまとめた基本計画(素案)をとりまとめました。これに対する皆様からのご意見等を募集しますので、ご意見をお寄せくださいますよう、お願いします。
[公表資料]
滋賀県立美術館整備基本計画(素案) (PDF:4 MB)
読み上げ機能対応版の滋賀県立美術館整備基本計画(素案)はこちら
令和8年1月16日(金)まで
滋賀県および県立美術館ホームページに掲載
県立美術館に資料を備え付け
(1)県ホームページ:専用フォーム(しがネット受付サービス)
(2)郵送:〒520-2122大津市瀬田南大萱町1740-1(県立美術館内)
文化スポーツ部文化芸術振興課美の魅力発信推進室
(3)FAX:077-543-2170
(4)電子メール: [email protected]