滋賀県「姉妹都市 中国 湖南省の皆さんに、NINJA、SAKEの体験を」

　滋賀県は、中国湖南省長沙市内の“平和堂 五一広場店”で開催される「第3回長沙ジャパンブランド」に、下記のとおり出展します。当日は、忍者（NINJA）の衣装を着る体験や、滋賀県の地酒（SAKE）の試飲販売を実施します。

記

• 名 称：第3回長沙ジャパンブランド
• 概 要：日本のブランドを中国に紹介する展示販売イベント
• 開催日：2021年6月5日（土）～6日（日）9:00～21:002日間
• 会 場：中国・湖南省平和堂五一広場店
• 主 催：長沙ジャパンブランド実行委員会（運営:JTB上海）
• 滋賀県ブース内容：

　滋賀県には、有名な甲賀忍者（KOKA NINJA）の里があります。ブースでは、忍者の衣装を着る体験をしていただけます。また、滋賀県の日本酒（SAKE）の試飲販売も実施します。

※甲賀忍者、滋賀の日本酒について、裏面に掲載。

～ 滋賀県と湖南省、友好の絆 ～

滋賀県と中国湖南省の友好交流の始まりは、1983年まで遡ります。湖南省には中国で2番目に大きな湖“洞庭湖”があり、日本で1番大きな湖“琵琶湖”がある滋賀県と、“湖”をきっかけとして交流がスタートしました。そしてこれまで、洞庭湖の環境保全のためのプロジェクトや、学生同士の交流事業など、文化・経済・環境など様々な分野の交流を通して絆を育んできました。また1998年には、滋賀県に本社がある“平和堂”が、日本を含めた外資系企業としては初めて、湖南省に百貨店を出店しています。（現在は湖南省内に3店舗を展開）さらに滋賀県は、湖南省との交流の絆をより強固なものにするため、2019年3月に、湖南省で初めての、そして唯一の日本の政府機関として、滋賀県誘客経済促進センターを長沙市に開設しました。

滋賀県は日本のほぼ中央にあります。まわりを山々に囲まれ、中央に県の面積の約6分の1を占める日本で一番大きな湖「琵琶湖」があります。

忍者は今やテレビやアニメなどを通じて、海外にまで広く知れ渡り、奇抜なアクションで人々を魅了しており、その名は広く知られています。

甲賀(滋賀県)と伊賀(三重県)は忍者の発祥地として知られ、その代表格とされてきましたが、本当の忍者の姿はあまり知られていません。

忍者は、複雑な地形を利用して数多くの城館を築き、お互いに連携して自らの地を治め、地域の平和を守り抜いた集団です。

甲賀流忍術は、この地の豊かな宗教文化や、彼らの多彩な生活の中で育まれたのです。

甲賀には、戦乱の時代を駆け抜けた忍者の伝統が今も息づいており、彼らの足跡がたくさん残されています。

忍びの里、甲賀に残る数々の忍者の足跡を訪ねれば、リアルな忍者の姿が、きっと浮かび上がることでしょう。

　日本最大の琵琶湖が中心にある滋賀県は、400以上もの川が琵琶湖に流れ込み、豊かな水と肥沃な土壌によって良質な酒米が育てられています。

　水系が異なることにより、水の性格が変わり、酒の味にも変化が生まれます。このような酒造りに最適な環境の中で、各酒蔵は独自性を日々追求し、技術を研鑽しながら酒造りを行っています。

　近江の地酒は、なれずしをはじめ、先人が琵琶湖の恵みを享受し、受け継いできた特有の食文化とともに発展してきました。キラリと個性が光る宝物のような近江の地酒を、滋賀の歴史や文化、そして造り手の想いを感じながらお楽しみいただけたらと思います。