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令和6年7月16日県政経営会議の概要

  1. 開催日時:令和6年7月16日(火曜日)9時15分~9時46分
  2. 開催場所:参集開催(危機管理センター 災害対策本部室)
  3. 出席者:知事・江島副知事・岸本副知事・知事公室長・総合企画部長・総務部長・文化スポーツ部長・琵琶湖環境部長・健康医療福祉部長(代)・子ども若者部長・商工観光労働部長・農政水産部長・土木交通部長・会計管理者・防災危機管理監・東京本部長・企業庁長・病院事業庁長・議会事務局長・監査委員事務局長・警察本部長・教育長
  4. 議事概要:下記のとおり

協議事項

1.施策構築方針(案)について

<前川総合企画部次長>

 ・資料に基づき説明

質疑・意見等

(波多野土木交通部長)

 論議事項において、国土強靭化を入れるかどうかという議論があったかと思うが、どのように対応されることになったのか伺いたい。

(小嶋企画調整課長)

 防災減災については、「安全・安心の社会基盤と健康づくり」の柱で位置付けているところ。今回、国土強靭化という表現は入れていないが、「大規模災害に備えた防災対策、減災への取組等、安全・安心に暮らすことができる社会基盤づくり」の中に国土強靭化の意味合いを含めて記載させていただいている。

(中村琵琶湖環境部長)

 「CO₂ネットゼロ社会づくりやMLGsの推進」の柱の副題について、「風」という表現を入れられたのは、気候や風土という理解でよいか。

(小嶋企画調整課長)

 おっしゃっていただいたとおり、気候や風土、空気といった目に見えないけれども大事なものという意味合いで使わせていただいている。

(岡田総務部長)

 44行目の「基本構想実施計画(第2期)に掲げた政策を着実に推進するため、一人ひとりが輝く滋賀の未来を見据えた新たな一歩を踏み出す施策を検討する。」とあり、次の段落からは「施策の検討にあたっては~」ということで具体の手法が記載されているかと思うが、段落の最後では「新たな時代にふさわしい政策立案に挑戦する。」となっており、政策と施策の関係がわかりにくい。

(小嶋企画調整課長)

 後の段落の方では、施策の手法について記載している。ご指摘のとおり最後の表現としては施策の方が適切かもしれないので、表現について検討させていただきたい。

(岸本副知事)

 「ひとづくり」を柱立てに入れていただいたということで、見える形で継続的に発信していくというのは重要だと思う。

(江島副知事)

 「ひとづくり」を柱のひとつに入れていただき、ひとづくりに取り組むという発信ができると思う。また、生物多様性をMLGsという表現に変えていただき、滋賀県らしい取組が出していけると思う。MLGsは13のゴールがあり、かなり広い概念でもあるので、ぜひ広く捉えていただき、MLGsの取り組みを分厚く打ち出していただきたい。

また、重点テーマと集中的な取組をあえて分けていただいている。打ち出し方がわかりにくいかもしれないので、まとめるときに注意が必要になるかと思う。

(小嶋企画調整課長)

 北部については5年間の重点的な取り組みとして引き続き進めるが、特に来年度は国スポ・障スポや万博の開催年ということで、イベント開催やその後のレガシー創出に力を入れて厚めに取り組んでいけるよう、本部も立ち上げて取り組んでいるところであるので、重点テーマとして位置付けさせていただきたい。また予算公表の際にもその辺を意識して、県民の皆さんに見ていただけるようお示ししてまいりたい。

(知事)

 方針の最後に、滋賀県職員の志であるパーパスを記載いただいている。また、万博のテーマが「いのち輝く未来社会のデザイン」、国スポ・障スポが「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025」でイメージソングが「シャイン!!」であり、両ビッグイベントに「輝く」という表現が入っていることから、「輝く未来へ」という表現を入れていただいている。

 本日意見のあった、国土強靭化の概念はどのように入れるのか、施策と政策の表現などについて、最後の修正は知事に一任いただくということでお願いする。

 

共有事項

1.業務の見直し効率化に係る表彰の実施について

<岡田総務部長>

 ・概要の説明と表彰式の実施

知事)

 効率化と県民サービスの向上ということで、多くの所属から応募いただいたようであるが、優秀な取組として知事賞の表彰をさせていただいた。まだまだできることがあると思うので、ぜひ色々な視点で、よりよく効率的に仕事ができる方法、県民サービスを向上できる方法を各所属において不断に検証いただくようお願いしたい。

 

その他

(村井子ども若者部長)

 プレコンセプションケアの研修会を7月31日にピアザホールで実施する。プレコンセプションケアとは、妊娠前からの様々なケアのことで、子ども・若者がより健康になるための取り組みである。参加者を募集しているので、子ども・若者政策に関わる方の他、ご関心のある方はぜひ参加いただきたい。庁内掲示板にも掲載しており、申込書期限は7月24日となっている。

(山下防災危機管理監)

 昨日からの大雨による被害について情報共有する。昨晩20時30分頃、米原市伊吹地区で、7月1日に土砂流出した同じ個所から、再び土砂流出が発生している。人的被害はなかったということである。現在、土木交通部で応急対応をいただいているところ。

 ライフラインの関係では、昨日高島市で停電が発生したが昨日中に復旧した。今朝5時30分過ぎに、甲賀市信楽町田代で停電が発生しており、10時頃を目途に復旧作業をされているということである。

 道路の関係では、県道1路線、市道1路線でJRのアンダーパスが冠水したということで通行止めになったが、2路線とも今朝6時頃には解除となっている。

 今日の午後から明日にかけて雨が降るということで、今朝彦根地方気象台から早期注意情報として、明日明け方までの間に大雨警報を発表する可能性が中程度あるという情報を共有していただいている。もう少し注意が必要となるので、各部局でも対応をよろしくお願いしたい。

 

その他

(岸本副知事)

 本日は初めてこの会議に出席させていただいた。業務見直し・効率化の取組では、様々な県民のニーズに応えるための努力をされているということがよくわかった。今後も一人ひとりの職員が安心して色々なことにチャレンジできるような雰囲気づくりに私も努めてまいりたいと思うので、引き続きよろしくお願いしたい。

(江島副知事)

 大雨の関係について、特に伊吹は心配なので、土木交通部長はじめ対応をよろしくお願いしたい。これからも大雨に引き続き警戒いただき、各部局には様々な手立てを取りながら、県民の安全・安心に努めていただきたい。

(知事)

 岸本副知事のご着任を心から歓迎したい。岸本副知事には、変化・改善・確認のフックになっていただきたい。改めてやり方を見つめ直す機会にしていただき、難しいことやわかりにくい表現をわかりやすく伝える工夫をお願いしたい。ぜひ仕事のやり方を見直すきっかけにしていただければと思う。

 梅雨の末期に入ってくる。防災に対する認識・意識・知識・組織の強化をお願いしたい。週末には民間の作業現場で土砂が落ちたということもあったようで、またライフラインに支障を及ぼす自然災害も出てきている。情報の把握と伝達をしっかりとやっていきたい。

 暑い時期であるので、それぞれ職員の皆さんの健康管理に十分ご留意のうえ仕事をしていただくようお願いする。

 

お問い合わせ
滋賀県総合企画部企画調整課
電話番号:077-528-3311
FAX番号:077-528-4830
メールアドレス:[email protected]
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