滋賀県都市計画基本方針(骨子案)について論議を行った。
<防災危機管理監>
・資料に基づき説明
<質疑等>
(総合企画部長)
地震防災プランを改めて、地域防災計画の全てに対するアクションプランとなるのか。
(防災危機管理監)
そのとおり。
<土木交通部長>
・資料に基づき説明
<質疑等>
(総合企画部長)
屋外広告物について、検討対象は6町となっているが、それ以外の13市については同じ方向性で考えられているのか。特に湖岸は全て市なので。
(土木交通部)
今回は、6町域を対象としているが、今後、同じ方向を向いてほしいという観点から、13市にも県のこの案を示して、意見をいただいている。そこでは特段の反対意見はない。引き続き、13市と県で構成している協議会を通じて、合意形成を図りながら連携して取り組んでまいりたい。
(総合企画部長)
市町自身が、県と同じレベルで取り組んでいただけるのか。
(土木交通部)
現時点で他の13市において条例改正の動きがあることは確認できないが、今回方向性を示すことによって、13市にも同じ方向を向いていただけたらよいと考えている。
(総合企画部長)
県が方向性を示すことは大切であるので、引き続き取り組んでいただきたい。
(知事)
「良好な景観」や、「地域ならではの風景」は、どこかで整理されているのか。
(土木交通部)
本日は資料として添付してはいないが、10年前に策定した「景観計画」や「風景条例」においては、広がりとつながりのある景観を大きな柱に、これらにかかる細かな事項も定めている。その精神を継承しながら、近年の社会情勢に合わせ、6町域における取り組み施策を推進してまいりたい。
(知事)
その精神とは、「どこからでも伊吹山が見えるように」といったものか。
(土木交通部)
周囲が山々に囲まれていることが滋賀の景観の特徴であり、その景観を大切に、後世まで残るようにしていこうという精神が謳われていると理解している。
(知事)
年始の挨拶はすでにウェブにて伝達しているが、「未来を変える一歩を記す1年にしよう」と申し上げている。
まず、人の未来を変える一歩として、自殺防止対策、ひきこもり支援、認知症予防対策等、心の健康をケアする対策を充実させてまいりたい。
次に、社会の未来を変える一歩としては、次世代との対話、共に作る県政(ともつく県政)に特に注力してまいりたい。
そして、自然の未来を変える一歩としては、県庁におけるRE100を目指し、琵琶湖発のグリーンリカバリーについて正式に始動してまいりたい。特に琵琶湖カーボンクレジットを作り、民間企業の取り組みと連動させて広めて参りたい。
これらのことを、補正予算や当初予算でしっかりと反映させられるよう、お願いしたい。
最後に、人、社会、自然の未来すべてを包括する形で、昨年から取り組みを始めているDXを、さらに強力に進めてまいりたい。すでに2,000ある業務の内、1,200の押印省略を実施しようとしているが、さらなる業務改善に繋げられるよう、さらなる協力をお願いしたい。
コロナの対応が長期化し、各部局難しい組織運営になるが、力を合わせて取り組んでまいりたい。