「美の滋賀」発信方策(骨子案)について論議を行った。
<土木交通部長>
・資料に基づき説明
<質疑等>
(農政水産部長)
説明いただいた中に農水ダムも含まれるが、農水のダムは構造上、事前放流を大きくできない。その試算の基に事前放流を行うとなっているが、これでもって非常に安全度が高まるということないと思っており、これにより緩むことを心配している。流域の市町にもしっかりと説明をし、緩むことのないようにしていきたい。
(知事)
今回のことにより、洪水調節機能はどのくらい強化されたことになるのか。
(土木交通部長)
表の一番右が既存洪水調節容量。事前放流の洪水調節容量が新たに調節可能となる容量となり、まとめると全体で最大2.7倍となる。
(西嶋副知事)
これまで、様々な意見が言われてきたが、ダムの機能はお互いの意見や所管を乗り越え、歩み寄ってこのような協定ができたという意義は大変大きいと思う。そういうことがこれまでされてこなかったことが緒についたことは、大変大きな第一歩と思う。今後も検討を止めずに歩みを進めて、精度と実効性を高めていただきたい。各部局も、この制度についてこれからも注目してほしい。
(総合企画部長)
淀川水系全体で調整されたということだが、これらは全て琵琶湖へそそぐダムだが、効果は県内のみか、それとも下流にも及ぶのか。
(土木交通部長)
端的には、琵琶湖で貯留されるため、県内だけの効果である。