近年、食品の安全や環境保全に対する消費者の意識が高くなっており、農業の生産・流通場面においても、より一層安全・安心を確保するための取り組みを行うことが求められています。
その具体的な取り組みがGAP(Good(良い)Agricultural(農業の)Practice(実践))です。
GAPとは、農産物生産の準備から出荷にいたるすべての作業内容を見つめ直し、リスク(危害や事故が起きる恐れ)があれば、それを回避するための対策(改善)を立て実践することです。
リスクを回避するための実践を繰り返し行うことで、
などの確保につながり、次期作での改善に繋げていくことができます。
農産物の安全性にかかわるリスクには、
などがあります。
(例)農薬残留のリスク
☆これまでに出荷した農産物に問題がなかったとしても、今後、そういうリスクを確実に回避することが大切です。
また問題が発生した時には、すぐに原因を究明できるようにすることで消費者や取引先からの信頼が得られます。
☆すべて点検できたら、1.に戻ってリスクを再確認しましょう!1.から4.の手順を繰り返すことで、リスクを確実に回避できます。
リスク対策を確実に実践し、後から何を実施したかを確認するためです。
☆チェックリストはいつでも確認できる場所に置いておきましょう。