今回のコンクールには38小学校から320点の作品を応募いただき、知事賞、県教育長賞、滋賀県世代をつなぐ農村まるごと保全推進協議会長賞、琵琶湖と共生する滋賀の農林水産業推進協議会長賞など、10作品を入賞作品に選定しました。
※上位4賞は審査員の講評を紹介します。
◆滋賀県知事賞◆
『田んぼのまわりの生き物たち』
近江八幡市立安土小学校
𠮷村 美亜(よしむら みあ)さん作
【講評】田んぼの生き物たちと作業する人々が力強く描かれており、自然と人との関わりがよく伝わってきます。サギやカエルなどの表情や形がていねいに描かれ、生き生きとした様子が魅力的です。背景の色づかいもやわらかく、全体をあたたかなふるさとの風景としてまとめています。
◆滋賀県教育長賞◆
『ふるさとの風景』
大津市立仰木小学校
佐合井 茜子(さごい あこ) さん作
【講評】水が張られた田んぼが空を映し出し、やわらかな青と緑が広がる爽やかな風景が美しく表現されています。視点が高く、ふるさとの景色を見渡すような構図が印象的です。遠くに描かれた鳥も、自然と共に生きる風景をさりげなく伝えています。静かでやさしいふるさとを感じる作品です。
◆滋賀県世代をつなぐ農村まるごと保全推進協議会長賞◆
『おいしいお米に育ってね』
彦根市立城北小学校
石原 莉緒(いしはら りお) さん作
【講評】田んぼで一生懸命に作業する女の子が、実りを迎えた稲やおにぎりを思い浮かべている構図がとてもわかりやすく、物語性のある作品です。苦労と実り、そして食べる喜びまでを1枚の絵で表現している点がすばらしいです。明るい色づかいとやさしい表情が魅力的な作品です。
◆琵琶湖と共生する滋賀の農林水産業推進協議会長賞◆
『田んぼはいつも大さわぎ』
大津市立仰木小学校
上田 千花(うえだ ちはな) さん作
【講評】田んぼに関わる生き物たちが力強く描かれ、生態系の豊かさがよく伝わってくる作品です。それぞれの動物の模様や形がていねいに表されています。背景の青も、生き物たちを引き立てる効果があり、全体を明るくまとめています。にぎやかで生命力あふれる表現が魅力的です。
◇滋賀県大津・南部農業農村振興事務所長賞◇
『おいしいお米になあれ』
草津市立笠縫小学校
淺井 陽奈乃(あさい ひなの)さん作
◇滋賀県甲賀農業農村振興事務所長賞◇
『家族の力』
湖南市立下田小学校
吉川 遥(よしかわ はるか) さん作
◇滋賀県東近江農業農村振興事務所長賞◇
『私にできるお手伝い』
東近江市立箕作小学校
前川 稜生(まえがわ いずき) さん作
◇滋賀県湖東農業農村振興事務所長賞◇
『おいしいお米の収穫』
彦根市立鳥居本小学校
馬場 勇成(ばば ゆうせい) さん作
◇滋賀県湖北農業農村振興事務所長賞◇
『たかおっちゃんの宝の畑』
長浜市立永原小学校
山瀬 翔雅(やませ ひゅうが) さん作
◇滋賀県高島農業農村振興事務所長賞◇
『光り輝く 笑顔の畑』
高島市立新旭北小学校
北野 里奈(きたの りな) さん作