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魚のゆりかご水田の普及

魚のゆりかご水田とは?

  • かつて、琵琶湖近くの水田は、琵琶湖とつながっていてエサのプランクトンが豊富なため、琵琶湖の固有種である二ゴロブナなど魚類にとって産卵や繁殖がしやすい場所でした。
  • しかし、戦後に行われた農地整備によって、魚が産卵や繁殖のために琵琶湖と水田を行ったり来たりできなくなってしまい、水田が生き物を育む場所ではなくなってしまいました。
  • そこで、「魚のゆりかご水田プロジェクト」では、水田と排水路を魚が行ったり来たりしやすくなるように魚道を設置したり、かつての命溢れる水田環境を再生することを目指しています。
  • 魚のゆりかご水田プロジェクト(滋賀県農政水産部農村振興課ホームページ)
取組前
取組後
魚のゆりかご水田米

東近江管内での取組

  • 近江八幡市や東近江市の湖辺域で、平成18年度から取り組みが始まっています。
東近江管内での取組
市町 取組している地域
近江八幡市 北之庄町、佐波江町、白王町、島町、南津田町、加茂町、下豊浦
東近江市 栗見出在家町、伊庭町、南須田町
  • 東近江市栗見出在家町では、約30haもの広大な面積で取り組み、滋賀県の「魚のゆりかご水田米」認証を受けて販売しておられます。また、田植え体験会や生き物観察会を開催するなど、地域の活性化にも精力的に取り組んでおられます。
魚道
田植え体験会
生き物観察会
お問い合わせ
滋賀県東近江農業農村振興事務所田園振興課(農地農村保全第二係)
電話番号:0748-22-7722
FAX番号:0748-23-4912
メールアドレス:[email protected]