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武田社ワクチン(ノババックス)の接種について

新型コロナワクチンの武田社ワクチン(ノババックス)に関する情報を掲載しています。

武田社ワクチン(ノババックス)の基本的な情報について

本ワクチンは、武田薬品工業株式会社がノババックス社から技術移管を受けて、国内の工場で製造する組換えタンパクワクチンです。

※組換えタンパクワクチンは不活化ワクチンの一種であり、B型肝炎ウイルスワクチンをはじめ、世界中で幅広く使用されている技術であり長期の使用実績のあるものです。

  • 武田社ワクチン(ノババックス)は従来株とオミクロン株に対応した2価ワクチンではなく従来株に対応した1価ワクチン(従来型ワクチン)です。
  • 追加接種(3回目以降)では、前回までに接種したワクチンの種類に関わらず、接種することができます。
  • 令和4年11月8日に、武田社ワクチン(ノババックス)による3~5回目の追加接種が、予防接種法上の「令和4年秋開始接種」に位置付けられました
  • 「令和4年秋開始接種」は1人1回とされているため、令和4年11月8日以降にノババックスで3回目以降の追加接種をした場合、その後にオミクロン株対応2価ワクチンの接種はできません。
  • すでにオミクロン株対応2価ワクチンを接種された方は、ノババックスの接種はできません。
  • 詳細は厚生労働省ホームページ「武田社の新型コロナワクチン(ノババックス)について」をご確認ください
ワクチン接種対象者

接種対象者

■初回接種(1・2回目)

  • 12歳以上
  • 2回目接種はノババックスの1回目接種完了から3週間が経過していること。(ノババックス以外の場合は4週間)

■追加接種(3回目以降)

  • 12歳以上(令和5年3月8日以降)
  • 前回の接種から3カ月以上が経過していること。
  • 前回の接種に用いたワクチンの種類に関わらず、本ワクチンの接種が可能。

武田社ワクチン(ノババックス)の効果と安全性

■効果

 ○初回接種(1・2回目接種)

  • オミクロン株が流行する前のデータではあるものの、臨床試験を通じて、約90%の発症予防効果が確認されています。また、オミクロン株に対しても、接種により中和抗体価が上昇したとの報告があります。

 ○追加接種(3回目以降)

  • 3回目および4回目接種から28日後の中和抗体価は、2回目接種から14日後の中和抗体価よりも、3回目接種後は3.5倍、4回目接種後は3.7倍高く、追加接種には一定の有効性が期待できるとされています。
  • 初回接種で他のワクチンを接種し、追加接種でノババックスを接種した場合、海外で実施された試験では、抗体価が有意に上昇したことが報告されています。また、オミクロン株に対しても、追加接種することで中和抗体価が上昇したとの報告があります。

■安全性

  • 主な副反応は、頭痛、関節や筋肉の痛み、注射した部分の痛み、疲労、寒気、発熱等があります。また、まれに起こる重大な副反応として、ショックやアナフィラキシーがあります。
  • また、海外でワクチン接種後に心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されています。接種後数日以内に胸の痛みや動悸、息切れ、むくみ等の症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。
ノババックスの副反応
第90回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会資料

接種場所

市町が設置しているノババックスが接種できる会場は、こちらをご確認ください。

接種にあたって注意が必要な方・接種を受けることができない方について

接種にあたって注意が必要な方や接種を受けることができない方がいます。

詳しくは、「新型コロナワクチンの接種にあたって注意が必要な方、接種を受けることができない方について」をご覧ください。

ご自身が該当しているかもしれないと不安な方は主治医やかかりつけ医に一度ご相談ください。

なお、新型コロナウイルスに感染した人でも、体調が回復して接種を希望する際には、その治療内容や感染からの期間に関わらず新型コロナワクチンを接種することができます。

詳しくは、厚生労働省Q&Aをご覧ください。

その他詳しい内容について

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