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家庭、学校、事業所等における新型コロナウイルスに対する環境および物品への消毒について

家庭、学校、事業所等で、新型コロナウイルス感染症患者(疑い患者)を認めた場合もしくは当該患者が滞在していた場合の消毒や洗濯・洗浄についてまとめました。

医療施設や福祉施設の消毒等は、「医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド(日本環境感染学会)」および「高齢者介護施設における感染対策マニュアル(厚生労働省)」等を参考としてください。

消毒の実施について

  1. 新型コロナウイルスが患者から排出された後の生存期間は不明です。ただし、SARSコロナウイルスは20℃程度の室温におけるプラスチック上で6~9 日、MERSコロナウイルスは同環境で48 時間以上生存するとする報告があるため、患者が手で接触した場所には消毒の実施が推奨されています。
  2.  
  3. ・新型コロナウイルスに対して、家庭で実施できる消毒方法として下の3つがあります。
    1. 80℃10分の熱水洗濯
    2. 0.05-0.1%次亜塩素酸ナトリウムによる清拭もしくは浸漬
    3. 消毒用エタノールによる清拭
  1. ・衣類や食器等の洗剤と流水で洗浄かつ完全に乾燥させることができる物品は、汚れの有無にかかわらず消毒は必須ではありません。患者と他者が利用した衣類等を区別することなく、通常どおり洗濯・洗浄します。
  2.  
  3. ・人が直接触れることがない場所(床および天井等)への消毒は不要です。
  4.  
  5. ・本ウイルスが室内空間に長時間浮遊する可能性は低いため、空間の消毒は不要です。
  6.  

 ・新型コロナウイルス感染症患者が利用した施設等の消毒は、感染症法に基づく保健所の指示に従って実施してください。

 ・消毒は施設所有者による実施となりますが、現時点で消毒の実施に際して発生する費用に対する公的補助はございません。

使用する消毒液について

  1. 市販されている消毒用アルコールまたは0.05-0.1%次亜塩素酸ナトリウムを使用してください。
    1. 注意点
      1. 消毒液への直接接触を避けるために、ビニール手袋等を利用してください。
      2. 後述のとおり、衣類やリネン等の洗濯は通常どおりでかまいません。衣類等へ家庭用塩素系漂白剤を用いた消毒液を利用する際は、漂白作用があることを前提としてください。
      3. 腐食作用があるため、金属類へ利用する場合は、消毒後5-10分後に水拭きすることをお勧めします。
      4. 換気しながら消毒液の調製および消毒して下さい。
      5. 家庭用塩素系漂白剤を用いた消毒液は、時間の経過とともに消毒効果が低下します。必要量を調製し、保管しないでください。
    2. 消毒液の調製方法
      1. 家庭用塩素系漂白剤を用いる。
      2. 人が触る場所に利用する消毒液(1杯消毒液)
        500mlペットボトルを用意し、キャップ1杯分の家庭用塩素系漂白剤をペットボトルに入れ、ペットボトルを水道水で一杯にして完成です。
      3. 血液、嘔吐物や便等で汚れた場合の消毒液(2杯消毒液)
        500mlペットボトルを用意し、キャップ2杯分の家庭用塩素系漂白剤をペットボトルに入れ、ペットボトルを水道水で一杯にして完成です。

 

消毒の方法について

消毒の具体的な方法について

  1. 患者が接触した場所
    1. 患者が利用した場所のうち、患者が手で接触した場所(例えば、ドアノブ、照明スイッチ類、手すり、トイレの流水レバー、冷蔵庫の取っ手等)を消毒します。
    2. 1杯消毒液を浸した布もしくはペーパータオルを用いて清拭して下さい。
    3. 疑い患者が自宅で療養する際は、1日に1回以上の頻度で接触した場所を消毒してください。
  2. 患者の血液、嘔吐物や便等で汚れた場所
    流水により洗い流せない物品(例えば机)や場所(例えば廊下)が、患者の血液、嘔吐物や便等で汚れた場合は、はじめに、水拭きにより汚れを除去してください。次に、2杯消毒液を浸した布もしくはペーパータオルを用いて清拭して下さい。
  3. 衣類やリネン類
    血液、嘔吐物や便等による汚れの有無にかかわらず、通常どおり他の衣類と併せて洗濯し、完全に乾燥させて下さい。念のために消毒する場合は、汚れを落とした後に、2杯消毒液への30分浸漬もしくは80℃10分の熱水洗濯を行ってください。
     

 

消毒時の防護具について

 消毒液の調製時から次を利用してください。
・使い捨てのゴム手袋もしくはビニール手袋
・サージカルマスク

消毒に用いた物品の廃棄について

汚れの有無にかかわらず、ビニール袋で密閉し、一般廃棄物として廃棄してください。

手洗いの実施

消毒を終えた後は、直ちに液体石鹸と水道水による手洗いもしくは消毒用アルコールを用いた手洗いを実施してください。

 

 

お問い合わせ
健康医療福祉部薬務感染症対策課
電話番号:077-528-3632
FAX番号:077-528-4863
メールアドレス:eh00@pref.shiga.lg.jp