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家庭、学校、事業所等における新型コロナウイルスに対する環境および物品への消毒について

家庭、学校、事業所等で、新型コロナウイルス感染症患者(疑い患者)を認めた場合もしくは当該患者が滞在していた場合の消毒や洗濯・洗浄についてまとめました。

医療施設や福祉施設の消毒等は、「医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド(日本環境感染学会)」および「高齢者介護施設における感染対策マニュアル(厚生労働省)」等を参考としてください。

新型コロナウイルスは、プラスチックとステンレスに付着してた場合に72時間まで、厚紙では24時間まで生存することが報告されていますので、複数人で共用する物品は消毒する必要性があると言えます。

 

1. 物品消毒の方法

物品に付着した新型コロナウイルスに対して、家庭で気軽に実施できる消毒方法として下の2つを紹介します。

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1.消毒用エタノール(70%以上のエタノール)による清拭

2.0.05-0.1%次亜塩素酸ナトリウムによる清拭

2. 物品消毒の注意点

  1. 衣類や食器等の洗剤と流水で洗浄かつ完全に乾燥させることができる物品は、汚れの有無にかかわらず消毒は必須ではありません。患者と他者が利用した衣類等を区別することなく、通常どおり洗濯・洗浄します。念のために消毒する場合は、汚れを落とした後に、後述の次亜塩素酸ナトリウムの2杯消毒液への30分浸漬もしくは80℃10分の熱水洗濯を行ってください。なお、次亜塩素酸ナトリウムには漂白作用があるので、着色された衣類や食器等の消毒にはご注意ください。
  2. 人がいる環境で、消毒剤を空間噴霧して使用することは、眼、皮膚への付着や吸入による健康影響のおそれがあることから推奨されていません。
  3. 人が直接触れることがない場所(床および天井等)への消毒は不要です。
  4. 新型コロナウイルス感染症患者が利用した施設等の消毒は、感染症法に基づく保健所の指示に従って実施してください。消毒は施設所有者による実施となりますが、現時点で消毒の実施に際して発生する費用に対する公的補助はございません。

3. 消毒用エタノール(70%以上のエタノール)による清拭

  1.  

1.方法

  1. 複数人が手で接触する場所(例えば、ドアノブ、照明スイッチ類、手すり、トイレの流水レバー、冷蔵庫の取っ手等)や物品を消毒します。
  2. 消毒用エタノールを浸したペーパータオルや使い捨て布で拭き取ってください。
  3. 新型コロナウイルス感染症患者、濃厚接触者や風邪の症状がある方が自宅で療養している場合は、1日に1回以上の頻度で接触した場所を消毒してください。

2.注意点

  1. 血液や便などで汚れている場合は、(4)でしめす次亜塩素酸ナトリウムを利用した消毒を行ってください。
  2. 健康被害を避けるために、噴霧はしないで下さい。

 

4. 次亜塩素酸ナトリウムによる清拭

    1.  

1.消毒液の調製方法

  1. 人が触る場所に利用する消毒液(1杯消毒液)
    500mlペットボトルを用意し、ペットボトルのキャップ1杯分(5ml)の家庭用塩素系漂白剤をペットボトルに入れ、ペットボトルを水道水で一杯にして完成です。
  2. 血液、嘔吐物や便等で汚れた場合の消毒液(2杯消毒液)
    500mlペットボトルを用意し、キャップ2杯分(10ml)の家庭用塩素系漂白剤をペットボトルに入れ、ペットボトルを水道水で一杯にして完成です。

2.消毒時の防護具

  1. 使い捨てのゴム手袋もしくはビニール手袋
  2. サージカルマスク
  3. 消毒液の調製時から次を利用してください。
    1.  

3.患者が接触した場所の消毒

  1. 複数人が手で接触する場所(例えば、ドアノブ、照明スイッチ類、手すり、トイレの流水レバー、冷蔵庫の取っ手等)や物品を消毒します。
  2. 1杯消毒液を浸した布もしくはペーパータオルを用いて清拭して下さい。
  3. 新型コロナウイルス感染症患者、濃厚接触者や風邪の症状がある方が自宅で療養している場合は、1日に1回以上の頻度で接触した場所を消毒してください。
    1.  

4.血液、嘔吐物や便等で汚れた場所
 流水により洗い流せない物品(例えば机)や場所(例えば廊下)が、血液、嘔吐物や便等で汚れた場合は、はじめに、水拭きにより汚れを除去してください。次に、2杯消毒液を浸した布もしくはペーパータオルを用いて清拭して下さい。

5.注意点

  1. 消毒液への直接接触を避けるために、ビニール手袋等を利用してください。
  2. 衣類等へ家庭用塩素系漂白剤を用いた消毒液を利用する際は、漂白作用があることを前提としてください。
  3. 腐食作用があるため、金属類へ利用する場合は、消毒後5-10分後に水拭きすることをお勧めします。
  4. 換気しながら消毒液の調製および消毒して下さい。
  5. 家庭用塩素系漂白剤を用いた消毒液は、時間の経過とともに消毒効果が低下します。必要量を調製し、保管しないでください。
  6. 消毒に用いた物品は、汚れの有無にかかわらず、ビニール袋で密閉し、一般廃棄物として廃棄してください。
  7. 消毒を終えた後は、直ちに液体石鹸と水道水による手洗いもしくは消毒用アルコールを用いた手洗いを実施してください。
お問い合わせ
健康医療福祉部感染症対策室
電話番号:077-528-3584
FAX番号:077-528-4866
メールアドレス:eh0003@pref.shiga.lg.jp