本県では、平成27年3月に「滋賀県障害者プラン」を、平成30年3月には「滋賀県障害者プラン【改定版】」を策定し、「みんなでいっしょに働き、みんなとまちで生きる」という基本理念を掲げ、障害のある方が「地域でともに暮らし、ともに学び、ともに働き、ともに活動することの実現」に向け、施策の総合的な推進を図ってきました。
障害福祉サービスをはじめ、障害のある人の地域での暮らしを支える環境は徐々に整いつつあるものの、それぞれの方が望む暮らしのできる社会の実現には、まだ多くの課題が残されており、障害福祉サービスの充実はもとより、障害者理解や合理的配慮の機運の醸成、福祉のまちづくりの推進など、各分野にわたる幅広い取組を一層進めていく必要があります。
これまでの取組の成果と課題を踏まえ、障害のある人が望む暮らしを実現できるよう、障害のある人もない人もお互いに尊重し、理解し、助け合うことができる共生社会の実現に向け、令和3年3月に「滋賀県障害者プラン2021」を策定しました。