脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)は、脳脊髄液が漏れることにより、頭痛や頸部痛、めまい、耳鳴りなどさまざまな症状を引き起こす病気です。
平成23年10月14日、厚生労働省研究班「脳脊髄液減少症の診断・治療法の確立に関する研究班」による「脳脊髄液漏出症(脳脊髄液減少症)画像判断基準・画像診断基準」が公表されました。
滋賀県では、患者さんの受診の参考としていただくため、県内の各病院のご協力を得て、この診断基準に沿った検査、診断についての調査を行いました。
その結果は次のとおりです。
※ブラッドパッチ療法
脳脊髄液の漏出が確認された場合、漏出している穴を塞ぐため、患者さん御本人から採取した血液を硬膜外に注入する治療法です。ブラッドパッチ療法については、H28.4~保険適用の対象となりました(診断基準・施設基準に基づき、近畿厚生局への届出施設のみ)。治療法については、担当医とよく御相談ください。
関連リンク
脳脊髄液漏出症(脳脊髄液減少症)の画像判定基準画像診断基準(2011年10月14日)
脳脊髄液漏出症の画像判定基準・画像診断基準(PDF:2.11MB)
CSF JAPAN(脳脊髄液減少症ホームページ )
(外部サイトへリンク)