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小児の在宅医療体制に関すること

滋賀県では、医療的ケア児およびそのご家族の皆様が、小児医療における急性期から回復期、在宅医療に至るまでの適切な医療、サービスを切れ目なく受けられるように、取組を行っています。

「第8回滋賀県小児・重症心身障害児(者)在宅支援研究会シンポジウム」開催のお知らせ

滋賀県では、小児在宅医療体制の整備および推進の一環として、「滋賀県小児・重症心身障害児(者)在宅支援研究会シンポジウム」を開催しています。

どなたでもご参加いただけますので、お気軽にお申し込みください。

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○主催:滋賀県小児在宅医療体制整備事業運営委員会(委託先:びわこ学園)

○テーマ:医療的ケア児・重症児(者)とその家族の生活を支える

○開催日時:令和6年2月3日(土)1300分~1640

○会場:オンラインZoom配信(参加費無料)

○参加申込:チラシ裏面のQRコードの「申込フォーム」への入力または参加申込書を事務局あてFAXにてお申し込みください。

○申し込み締め切り:令和6年1月26日(金) 

○内容

【特別講演】小児在宅医療に必要なこと、医療的ケア児支援センターがはたす役割

【シンポジウム】医療的ケア児・重症児が園や学校でいきいきと過ごすために

(1)医師の立場から

(2)ご家族の立場から

(3)特別支援学校の保護者の立場から~医療的ケアと共に生きる娘の「がっこうだいすき!」を支えてくれる人たちのこと~

(4)地域の学校看護師の現状と課題

(5)医療的ケア児支援センターの立場から

公的な助成制度

小児慢性特定疾病医療費助成制度

治療が長期間にわたり、児童の健全な育成に大きな支障となる一定の疾病について、その治療にかかった費用を公費により負担する制度です。ただし、世帯の所得等に応じた自己負担上限額があります。

小児慢性特定疾病 医療費助成 のページ

小児慢性特定疾病情報センター:https://www.shouman.jp/

小児慢性特定疾病児童等日常生活用具給付事業

県内の各市町では、小児慢性特定疾病児童等に対し、特殊寝台等の日常生活用具を給付する事業を行っています。給付品目は下記のとおりです。給付には一定の基準があり、世帯の所得に応じた一部自己負担金が必要です。

<給付品目>

1)便器2)特殊マット3)特殊便器4)特殊寝台5)歩行支援用具6)入浴補助用具7)特殊尿器8)体位変換器9)車いす(電動以外の場合)10)頭部保護11)電気式たん吸引器12)クールベスト13)紫外線カットクリーム14)ネブライザー(吸引器)15)パルスオキシメーター16)ストーマ装具(消化器系)17)ストーマ装具(尿路系)18)人工鼻

小児在宅医療体制の推進

慢性疾病児童等地域支援協議会(長期療養児等地域支援検討部会)

妊娠、出産から新生児に至るまでの一貫した高度専門的な医療を効果的に提供し、安心して子どもを産み育てる環境づくりの推進を図るために、周産期医療体制やNICU等長期療養児、小児慢性特定疾病児童等の支援体制について、各圏域の医療機関や訪問看護ステーション、市町等の小児在宅医療関係者と協議を行っています。

小児在宅医療体制整備事業

NICU等長期入院児等が在宅療養等への円滑な移行促進を図ることで、NICUの満床を解消し、周産期医療の円滑な運営を図るとともに、在宅移行後においても、小児医療における急性期から回復期、在宅医療に至るまでの適切な医療サービスが切れ目なく提供でき、身近な医療機関で安心して医療を受けることができるように、県内の体制整備を行っています。

【委託先】びわこ学園

1)小児在宅医療システム事業

医療的ケアが必要な子どもたちが安心して在宅療養生活を送ることができるように、小児在宅医療体制の整備・充実を目的として病診連携や災害時の対応等を検討しています。

2)小児在宅医療人材強化事業

医療的ケアが必要な子どもを身近な医療機関で診察できる医師、ケアできる看護師の増加に向けて、小児在宅医療を担う人材の育成・強化を行っています。

小児在宅医療専門研修会等の開催

専門病院等における実地研修の実施

小児慢性特定疾病児童等自立支援事業

相談支援事業

専門の経験豊富な療育相談員(看護師)が個別に相談をお受けします。

<小児慢性特定疾病療育相談員(看護師)とは?>
日頃から訪問看護ステーションで訪問看護師として、小児慢性特定疾病児童や医療的ケアが必要な子ども達の支援を行っている看護師さんです。
小児慢性特定疾病を持つお子さんが安心して生活することができるように、ご本人とご家族のみなさまと一緒に考え、必要な相談先のご紹介、関係者との調整などをお手伝いしています。

【委託先】びわこ学園(訪問看護ステーションちょこれーと。)

【対象者】 滋賀県内(大津市を除く)の小児慢性特定疾病児童等およびそのご家族
 

相互交流事業

慢性的な疾病にかかっていることにより、長期にわたり療養を必要とする児童とそのご家族が安心して療養生活をおくることができるように、不安の解消や自立の促進を図ることを目的として、交流の場や機会を提供しています。

<主な実施内容>
1) 交流会・講演会
2)ピアカウンセリング
3)ワークショップや情報誌の発行

【委託先】 県内5団体

滋賀医科大学

特定非営利活動法人びわこファミリーレスパイト

社会福祉法人道

米原市地域包括医療福祉センターふくしあ

特定非営利活動法人オリーブの実

【対象者】 県内(大津市以外)の小児慢性特定疾病児童、その家族、支援関係者

療養生活支援事業

慢性的な疾病で長期療養している児とそのご家族が安心して在宅療養できるように、在宅医療中の定期的医学管理及び保護者の労力の一時支援を目的としています。
委託した医療機関において、対象児を一時的に預かり、在宅療養中の必要な医学管理、日常生活上の世話、その他必要な支援を行っています。ただし、利用にあたっては、県内在住等の一定の要件があります。

【委託先】 県内5医療機関
長浜赤十字病院、済生会滋賀県病院、高島市民病院、彦根市立病院、大津赤十字志賀病院

お問い合わせ
健康医療福祉部 健康しが推進課 難病・小児疾病係
電話番号:077-528-3547
FAX番号:077-528-4857
メールアドレス:[email protected]
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