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北陸新幹線敦賀以西整備に伴う「並行在来線」に対する滋賀県の考え方

第101回 近畿ブロック知事会議(平成29年10月31日開催)において、本県より北陸新幹線敦賀以西整備に伴う「並行在来線」の取扱いについて提言を行いました。三日月知事が本県の考え方をプレゼンテーションしましたので、その全文を掲載します。

北陸新幹線敦賀以西の整備に伴う「並行在来線」に対する考え方

「(福井県の)西川知事が冒頭の御挨拶、並びに今の御提案の中でもおっしゃったように、近畿ひいては日本の発展のために高速鉄道ネットワークの早期整備、北陸新幹線早期開業、私も必要だと思います。

このためには、まず整備計画路線である北陸新幹線、これの大阪までの整備を進めると同時に、基本計画路線の整備計画への格上げ、こういったものも必要ではないかと思います。

それで、上から2番目の丸に書いてありますように、北陸新幹線については、今年3月、与党PTのルート決定を受けまして、次は一日も早く着工することが近畿、関西にとっても重要であります。

御指摘のとおり、建設財源の確保とともに「並行在来線」の課題解消をセットで解決する必要があるということを改めて強く提起したいと思います。
その理由を申し上げます。

この中段に書いてありますように、御案内のとおり整備新幹線の基本条件、着工5条件というものがございまして、この5つの条件が全てそろわないと着工できないこと、これは現行のルールでございますが、着工できないとされております。

このうち1番目の安定的な財源見通しの確保、これが今、(福井県の)西川知事がおっしゃったことでございまして、5番目に「並行在来線」の経営分離についての沿線の自治体の同意というものがございます。この2つの課題を乗り越えなければ、北陸新幹線敦賀以西の着工は困難であるというふうに思います。

この5の「並行在来線」につきましては、改めて強く申し上げたい。
北陸新幹線敦賀以西のルートには、「並行在来線」は存在しないということを申し上げたいと思います。

理由は3つございます。

1つ目は、これまで新幹線の通らない県で「並行在来線」として扱われた事例がないということ。

2つ目は、大都市近郊区間が「並行在来線」として取り扱われた事例がないということ。

3つ目は、これは福井県内の話になりますが、敦賀から小浜を通り、舞鶴へ至る小浜線、こちらにつきましては物理的に新幹線と並行でございますが、特急列車が運行されておりませんので、新幹線整備に伴う旅客の影響がなく、JRにとっての過重な負担、もって並行する在来線、経営分離の対象ということにはならないと考えます。

繰り返しになりますが、北陸新幹線敦賀・大阪間の整備に伴います「並行在来線」は存在しないと考えておりまして、この点を国に対して確認を求めるべきだと考えます。そのことが、北陸新幹線を早期に着工できる近道になると思いますので、この点も要望の中に入れていただくよう提案させていただきたいと思います。」

【参考】

関西広域連合 「敦賀・大阪間の整備に伴う『並行在来線』は存在しない」ことの確認を求める要望 (平成29年11月15日)(外部サイトへリンク)

近畿ブロック知事会

お問い合わせ

滋賀県土木交通部交通戦略課 
電話番号:077-528-3684
FAX番号:077-528-4837
メールアドレス:hc00@pref.shiga.lg.jp
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