学習会「安曇川水害から学ぶ」

学習会風景

平成18年11月〜平成20年3月にかけて、安曇川流域の13地区において、安曇川水系治山治水事業促進協議会主催により「(学習会)安曇川水害から学ぶ」が開催されました。

この学習会は、安曇川流域に大きな被害をもたらした昭和28年の台風13号による水害から50年余が経過しましたが、近年、集中豪雨や台風の襲来など大きな雨が降り、水害の危険が感じられることが多いことや、「災害は忘れた頃にやってくる」といわれることもあり、身近な安曇川について過去の水害を学ぶことにより、今後安曇川流域で起こるかもしれない水害に備え考えることを目的に開催されました。

学習会では、ビデオによる「平成16年度福井豪雨」の学習、スライドによる安曇川の過去の水害状況や流域の降雨量等の説明、水害体験者のお話を紹介し情報提供をさせていただきました。また、学習会参加者に白地図をお配りして、もしも安曇川が破堤したらどこへ避難するか考えていただくといった学習もおこないました。

13地区で約310名の方に参加していただきましたが、水害の恐ろしさを再確認していただき、流域における総合的な治水の必要性を理解していただくきっかけづくりとなりました。しかし、学習会には高齢者の参加者の割合が多く、過去の大きな水害の被害を知らない若い方の参加が少ないため、今後、若い方へと伝承していくことが必要であります。

学習会でのご意見

  • 大きな被害を受ける前に、まず、避難せよとの指導か。
  • 避難も必要であるが、河川改修済み区間の河川施設の維持管理が必要である。
  • 堤防からの漏水対策が必要であるが、矢板の打設による遮水は地下水も止まってしまい、付近や下流部の湧水よる生活環境や生態まで影響するため困る。
  • 霞堤防内を通過する県道の盛土により霞堤の機能が損なわれているため、県道を高架橋形式にすることが必要である。
  • 竹林の整備が必要である。
  • 水害の恐ろしさを伝承することが必要である。など
昭和28年台風13号被害写真
昭和28年台風13号時の被害写真 (高島市安曇川町二ツ矢地区)
キャッチコピー「母なる湖・琵琶湖。-あずかっているのは、滋賀県です。」