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甲賀地域(甲賀市、湖南市)から建設業界の魅力☆発信!管内の高等学校を訪問しました!

わたしたち甲賀土木事務所は、みなさんが暮らす「まち」を安全に、安心して暮らせるように道路を作ったり、河川が溢れないようにするための事業を実施しています。

しかし、近年では、これらの道路や河川を守る事業を担う建設産業全体が働き手不足になっています。

将来続けて、安心して滋賀県で暮らしていけるように、そして私たちの仕事や役割を若い世代に知ってもらい興味を持ってもらうために、建設事業者の皆様と一緒に甲賀地域(甲賀市、湖南市)から魅力発信に取組んでいます。

その取組の一つとして地域の高等学校を訪問し、建設産業の魅力についてお話しさせてもらいました。

放課後や授業の時間を頂戴し、土木事務所や建設事業者の仕事についてみなさんに聞いてもらいました。

令和5年12月4日滋賀県立水口東中学校・高等学校

県立水口東中学校・高等学校では、放課後に中学生と高校生に集まってもらい県職員が建設産業について説明したり、参加者から質問を聞いたりする座談会を実施しました。県職員の中には水口東高等学校の卒業生もいました。遠隔臨場技術を用いた新しい現場管理方法の実演や工事の内容を見てもらい、参加してくれたみなさんからは、将来や建設産業に関するイメージを多く聞くことができました。

職員の話を皆さん熱心に聞いてくれています。
現場に出ている職員もリモートで説明しています。

座談会の最後には、ドローンを使ってみんなで記念撮影をしました。

令和5年12月15日滋賀県立甲西高等学校

県立甲西高等学校では、第1学年の地理の授業で、防災教育の視点に立った特別講座を実施しました。

防災において県が担っている役割を中心に、県職員が建設産業について、様々な角度から解説を行いました。途中で、「知事になったつもりで限られた予算を基に事業を考える」個人ワークも実施。

生徒の皆さんは、真剣に考え、こちらの求めに応じ、高校生らしい様々な意見を発表してくれました。また、「公助の限界」という視点についても考えることができました。

職員の面白い話には明るい笑い声で反応してくれました。
個人ワークでは、ひとり一人が真剣に意見をまとめました。

特別講座の最後には、教室でドローンを使ってクラスごとに記念撮影をしました。講座後の「ふりかえりアンケート」では、ドローンに関する質問も多々ありました。生徒皆さんが興味・関心を持って、今回の特別講座を受けてくれたことが伺えました。

令和6年3月8日滋賀県立甲南高等学校

県立甲南高等学校では、第1学年の「産業社会と人間」という授業の中で、一般社団法人滋賀県建設業協会甲賀支部青年部(以下、建設業協会)と共同で出前講座を実施しました。

建設産業が担う役割について、令和6年1月1日に発生した石川県能登半島地震での応急対応や、甲賀土木事務所道路計画課の事業、建設業協会による民間の建設会社の仕事など、様々な角度から解説を行いました。

実際に石川県能登半島地震での建物応急危険度判定という職務に従事した職員も登壇。生徒の皆さんは熱心に話を聞いてくれました。

災害発生時の応急対応の話を聞いてくれています。
実際の被災地で活動した職員の話に注目が集まります。

講座後は生徒の皆さんにアンケートを実施し、「建設産業に対するイメージが変わった」「将来の仕事として、建設産業を選択肢として考えてみてもいいかな?」という回答も多々ありました。

今回の講座を通して、生徒の皆さんの建設産業に対する理解を深めるとともに、良いイメージを持ってもらうことができたのではないかと思います。

お問い合わせ
滋賀県甲賀土木事務所 管理調整課 調整係
電話番号:0748-63-6155
FAX番号:0748-63-1504
メールアドレス:[email protected]