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滋賀県土木遺産の紹介

土木遺産とは?

滋賀県は古くから日本の交通の要(かなめ)を担うなど、歴史的な観点からも注目を集める土木遺産がたくさん存在しています。そのため、県内には明治時代以前に造られた土木遺産も多く現存しており、今なお活躍しています。
また、県内の土木遺産などを巡るインフラツーリズムとしての魅力も秘めています。 「明治150年」という節目に、ぜひ訪れてみてください。

県内土木遺産一覧

一覧
名称 竣工年 概要
オランダ堰堤(えんてい) 明治22年(1889) 【所在地】大津市上田上桐生町・草津川【設計者】田邊義三郎氏【構造】切石空積堰堤(階段状、花崗岩)デ・レイケ氏(オランダ人技師)が指導<土木学会選奨土木遺産><大津市指定史跡><土木遺産Aランク>
鎧堰堤(よろいえんてい) 明治22年(1889) 【所在地】大津市田上森町若女谷・天神川支流【設計者】田邊義三郎氏【構造】切石空積堰堤(階段状)<土木学会選奨土木遺産><土木遺産Aランク>
御仏堰堤(みほとけえんてい) 明治20年(1887) 【所在地】大津市田上里町・天神川支流【構造】巨石空積堰堤<土木遺産Cランク>
下山川1号堰堤(しもやまかわ1号えんてい) 明治30年(1897) 【所在地】甲賀市信楽町牧・大戸川の支川【構造】巨石空積堰堤<土木遺産Bランク>
下山川2号堰堤(しもやまかわ2号えんてい)下山川3号堰堤(しもやまかわ3号えんてい) 明治30年(1897) 【所在地】甲賀市信楽町牧【構造】石堰堤
下山川堰堤(しもやまかわえんてい) 明治33~34年(1901) 【所在地】甲賀市信楽町牧【構造】巨石空積堰堤<土木遺産Bランク>
百間堤(ひゃっくけんつつみ) 安政5年(1858) 【所在地】大津市志賀町大物・四つ子川【設計者・施工者】若狭国の佐吉氏(石工の棟梁)【構造】巨石空積(花崗岩)

写真コーナー

オランダ堰堤
デ・レイケ像

その他の土木遺産

・旧南郷洗堰(大津市)

・琵琶湖疏水(大津市)

・旧逢坂山トンネル(大津市)

・信楽川橋梁(甲賀市)

・国分橋梁、新道橋梁、御庄野橋梁(甲賀市)

・由良谷川隧道、大沙川隧道(湖南市)

※随時更新予定

お問い合わせ
土木交通部 技術管理課
電話番号:077-528-4341
FAX番号:077-524-0943
メールアドレス:[email protected]