湖西線・JR近江中庄駅から歩いてわずか10分。田んぼの真ん中を抜けていくと、目の前に琵琶湖が広がります。今津百瀬川園地は、湖周道路から眺めるいつもの琵琶湖とはまるで違う、「本物の琵琶湖」に出会える場所。車がなくても、電車に乗ってふらりと訪れることができる、ちょっと特別な園地です。
湖周道路を車で走りながら見る琵琶湖は、「大きいな」という感覚。でも、今津百瀬川園地に一歩足を踏み入れると、その感覚が一変します。百瀬川の河口に広がるこの園地では、人間がちっぽけに感じるほどの圧倒的な自然が広がっています。生き物の営み、水の流れ、風の音——湖周道路からは決して見えない、琵琶湖の原始的な風景がここにはあります。小鮎が百瀬川を遡上する自然が豊かな環境。「琵琶湖に会いに行く」という言葉がぴったりの場所です。
園地の中を歩くと、松林と砂浜が交互に現れる穏やかな風景が続きます。今天気の良い日には、湖上に浮かぶ竹生島や奥琵琶湖の景観を望むことができ、水辺に座っているだけで時間がゆっくりと流れていくのを感じます。もともとはヨシ原だった土地が乾燥化し、現在は柳が増えているという植生の変化も、この場所ならではの自然の物語。周辺には、マキノサニービーチなど有料のキャンプ場も隣接。自然の中でゆったりと過ごせる環境が整っています。
今津百瀬川園地の大きな魅力のひとつが、公共交通機関でのアクセスの良さです。JR湖西線の近江中庄駅から徒歩約10分。車がなくても、電車に乗ってふらっと琵琶湖を見に行くことができます。園地内にはトイレも整備されていますが、BBQは禁止。静かな自然環境を守るためのルールを守りながら、ピクニックや散策を楽しんでください。すぐ近くにはレトロな喫茶店もあり、散策の帰りに立ち寄るのも一興。細い道路を挟んですぐ民家があるこの距離感も、観光地にはない、暮らしのそばにある琵琶湖の魅力です。
