滋賀県では、国の認証制度である「J-クレジット」に認証されたものの中で、県内で生み出されたクレジットを「びわ湖カーボンクレジット」として、普及促進の取組を進めています。
県では2020年1月、2050年までに県内の温室効果ガス排出量を実質ゼロにすることを目指して、「しがCO₂ネットゼロムーブメント」のキックオフ宣言を行い、県民や事業者等の皆様と連携した取組を進めています。
この取組の一環として、以下のことを促進するため「びわ湖カーボンクレジット」の取組を開始しました。
この取組を進め、CO₂ネットゼロに向けた事業者や団体の行動を促進するとともに、開催されたオフセットイベントへの参加やカーボンクレジット付き商品を県民の皆さんが手に取ることを通して、一人ひとりがCO₂の排出量を意識し、CO₂ネットゼロを「自分ごと」と捉え、さらなる行動へとつなげていきます。
「びわ湖カーボンクレジット」を活用することで、以下の効果が見込まれます。
このような効果のある「びわ湖カーボンクレジット」の活用を促進し、CO₂ネットゼロや地域貢献の取組を進めましょう!
県内では事業者・団体による「びわ湖カーボンクレジット」の活用が進められています!
(事例紹介) 下記をクリックすると別ページ移動します。
「びわ湖カーボンクレジット」の普及促進のため、滋賀県自身もクレジットの創出の取組を進めています。
詳しくは「びわ湖カーボンクレジット倶楽部のご案内(県HP)」をご確認ください。
※今後クレジットを創出するために計画準備をしている段階であり、現在はまだクレジットを保有しておりません。
J-クレジット制度は、(1)省エネルギー機器の導入、(2)再生可能エネルギーの導入 や(3)森林経営などの取組によるCO₂などの温室効果ガスの排出量削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証する制度で、環境省・経済産業省・農林水産省により運営されています。
創出されたクレジットは、カーボンオフセットや排出量削減報告への利用など、様々な用途に活用できます。
日常生活や経済活動において避けることができないCO₂などの温室効果ガスの排出について、まずできるだけ排出量の削減努力を行い、どうしても排出される温室効果ガスについて、カーボンクレジット等を活用し埋め合わせ(相殺)をすること。
びわ湖カーボンクレジット(J-クレジット)を使えばオフセットをすることができますが、自身の排出量を、
する過程が、CO₂ネットゼロに向けて重要とされています。