滋賀県では、食品ロス削減に向けた取組の一環として、余剰食品の有効活用を図り、必要とされる方々へ提供するとともに、フードドライブおよびフードバンクへの関心を高めることを目的に、フードドライブを実施しています。
フードドライブとは、家庭で余っている食べ物を学校や職場などに持ち寄り、それらをまとめて地域の福祉団体や施設、フードバンクなどに寄附する活動です。
寄附された食品は、県内のフードバンク団体に提供し、その後、食料支援を必要とされる方や福祉団体、施設などに分配されます。
実施日 | 場所 | 対象者 | 重量(数量) | 提供先 |
---|---|---|---|---|
10/10(火)~10/20(金) | 本庁 | 県職員および地域住民等 | 157.0kg(242点) | フードバンクびわ湖 |
1/22(月)~2/2(金) | 本庁 | 県職員および地域住民等 | 123.9kg(355点) | フードバンク滋賀 |
提供品目
米、餅、菓子類、缶詰・瓶詰、乾物、インスタント食品、調味料、飲料等
県庁フードドライブは令和元年度に試行実施し、令和2年度から定期的に開催しています。
本県では、コロナ禍で未利用食品が大量に発生した経験を踏まえて、滋賀県食品ロス削減推進計画に基づき、未利用食品を有効活用する仕組みづくりを推進しています。
未利用食品を有効活用する仕組みをつくるためには、食品ロスの削減に直結するフードバンク活動への理解の促進および関係者相互の連携の強化が必要です。
そのため、県は、フードドライブを積極的に実施するとともに、多様な主体による独自の取組を促し、広く参加を呼び掛けるなど、フードドライブが全県的な活動となるよう推進しています。
その一環として、今年度から、県庁フードドライブで培ったノウハウ等の提供やマンパワーの面で協力することにより、これまで実施していなかった市町でのフードドライブの促進を図ることとしました。<連携フードドライブ>
詳細は、こちらをご覧ください。
フードバンク(food bank)とは、食品関連企業において、包装の印字ミス等により販売が困難になった食品、農家における規格外の農産物、家庭で余った食品などの寄付を受け、食糧支援を必要とする家庭や福祉施設などに無償で提供する社会福祉活動およびその活動を行う団体のことをいいます。フードバンク活動は、社会福祉活動としてだけでなく、食品ロス削減にもつながる有意義な取組です。
フードバンクについて、詳細は以下のHPをご覧ください。
ごみゼロチャレンジしが「フードバンクについて」