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「MLGsみんなのBIWAKO会議/COP1」を開催しました!

令和4年9月24日、MLGsに関わる人々が集い、ゴールの達成状況を確認しあい、今後に向けて学びあう「MLGsみんなのBIWAKO会議/COP1」を開催しました。

昨年7月1日にMLGsを策定してから1年余りが経ち、MLGsに関わる人々が一堂に会する、初めての場となりました。

今回の会議には、85名の方に参加いただきました。県民、事業者、研究者、行政がフラットに、琵琶湖のこれまでとこれからについて話し合い、大変盛り上がりました。

開催結果概要

日時:令和4年(2022年)9月24日(土)13:00~16:30

場所:コラボしが213階大会議室(滋賀県大津市打出浜2-1)

参加者数:85名

主催:マザーレイクゴールズ推進委員会、滋賀県

内容

13:00~

開会(三日月知事 挨拶、佐藤案内人代表 会議趣旨説明)

三日月知事からの挨拶の後、MLGs案内人代表 佐藤祐一(琵琶湖環境科学研究センター)から、MLGs みんなのBIWAKO会議/COP1の趣旨説明を行いました。

滋賀県知事 三日月大造


MLGs案内人代表(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター 研究員) 佐藤祐一


13:20~

マザーレイクゴールズ評価報告書「シン・びわ湖なう2022」報告

 学術的な観点から琵琶湖および流域の環境と社会の状態について整理・解析するため、MLGsの13のゴールに精通した13人の専門家により構成される学術フォーラムにおいて発行された、MLGsの13のゴールについて評価した評価報告書「シン・びわ湖なう2022」をもとに、琵琶湖の現状とMLGsの達成状況について学術委員から報告されました。

シン・びわこなう2022

MLGs学術フォーラム代表の龍谷大学先端理工学部 岸本直之さんに、全体評価とゴール1の評価について、お話をしていただきました。


MLGs学術フォーラム学術委員の京都府立大学大学院生命環境科学研究科 中村貴子さんから、ゴール9の評価について、お話をしていただきました。


MLGs学術フォーラム学術委員の滋賀県立琵琶湖博物館 川瀬成吾さんから、ゴール3の評価について、お話をしていただきました。


MLGs学術フォーラム学術委員の滋賀県立大学環境科学部 平山奈央子さんから、ゴール13の評価について、お話をしていただきました。

※資料はマザーレイクゴールズ評価報告書「シン・びわ湖なう 2022」を使用されました。


13:50~

MLGsみんなの活動報告

MLGsに関する過去1年間の活動を、事務局から報告しました。

MLGs案内人幹事(滋賀県理事(琵琶湖政策・MLGs推進担当))の三和伸彦から、これまでのみんなの活動について報告しました。


14:15~

伊藤みきさんといっしょにMLGs体操

MLGsの13のゴールを体で表現したMLGs体操を、伊藤みきMLGs広報大使、ミスアース滋賀の皆さんの主導のもと、参加者全員で実施しました。
MLGs体操のバックで流れる「マザーレイクゴールズのうた」は、近江八幡市児童合唱団スキップの皆さんによる歌唱です。

伊藤みきさんの発案で始まったMLGs体操は、多くの方が関わり、広がりをみせています。

最初に伊藤みき MLGs広報大使から、環境問題とMLGs体操への想いを語っていただきました。
 
ミスアース滋賀の皆さんとお子様も一緒に踊ってくれました!
 
参加者もみんなでMLGs体操!

14:30~

分科会

3つのテーマで分科会を行い、活動の実践者、事業者、専門家による学びあいと議論を深めました。

※登壇者の下に資料を付けていますが、資料を使用しなかった方などもおられますので、すべての登壇者の資料を掲載しているわけではありません。


分科会1 ―琵琶湖流域で営む漁業と農業から地域を盛り上げる

 実践者

清水広行さん(ONE SLASH、MLGsふるさと活性化大使)

駒井健也さん(フィッシャーアーキテクト、MLGs案内人)

事業者

渡邉維子さん(食まちアグリゲーション)

学術フォーラム学術委員

中村貴子さん(京都府立大学大学院生命科学研究科)

ファシリテーター

桐畑孝佑さん(滋賀県化学・環境行政職員同友会、MLGs案内人)


分科会2 ―若者たちのチャレンジ~問題意識を行動に移すためには?~

実践者

久德大貴さん(立命館守山高校3年生)

佐藤華蓮さん(NPO法人国際ボランティア学生協会 (IVUSA))

事業者

中井健太さん(andstep)

学術フォーラム委員

川瀬成吾さん(滋賀県立琵琶湖博物館)

ファシリテーター

佐藤祐一さん(琵琶湖環境科学研究センター、MLGs案内人代表)


分科会3 ―活動の世代間継承と子どもの自然体験

実践者

金崎いよ子さん(NPO法人びわこ豊穣の郷)

北井香さん(NPO法人まちづくりスポット大津、MLGs案内人幹事)

事業者

松宮秀典さん(生物多様性びわ湖ネットワーク、旭化成住工株式会社)

学術フォーラム委員

平山奈央子さん(滋賀県立大学 環境科学部)

ファシリテーター

根木山恒平さん(NPO法人碧いびわ湖、MLGs案内人) 


16:00~

全体会

各分科会のファシリテーターから分科会での議論を報告しました。

異なるテーマで行った分科会ですが、「発信」と「つながり」が、共通のキーワードとして共有されました。

ファシリテーターから各分科会での議論について、報告し合いました。
分科会1のキーワード
清水ふるさと活性化大使からも、「発信」に関してお話をしていただきました。
分科会2のキーワード
andstepの中井さんからも、自身の御経験についてお話をしていただきました。
分科会3のキーワード
伊藤みき広報大使からも、子どもや自然に対する大人の関わり方について、お話をしていただきました。

16:30 閉会



事務局後記

マザーレイクゴールズが令和3年7月に出来てから、関係者が集まる初めての場となった今回の会議。

主に、登壇者からの発表(ゴールの評価報告や取組報告など)や議論の聴講(各分科会)、といういわゆる”オールドスタイル”な内容でしたが、参加者全員でMLGs体操を踊ったり、若い方の斬新かつ熱心な取組のお話が聞けたりと、素敵なアクセントもたくさん感じられたのではと思います。

事後のアンケートでは、多くの方から「参加してよかった」とのご回答をいただき、ほっとしました。

とはいえ、不備、準備不足などがたくさんありましたので、今後、改善していきたいと思います。

マザーレイクゴールズは、環境保全活動の道しるべとしての役割もあります。マザーレイクゴールズをきっかけに、様々な主体がびわ湖を想い、環境保全活動が実施される、取組が創発されることを期待しています。

その創発された取組による知見を共有するのが、この「みんなのBIWAKO会議」の役割です。

「みんなのBIWAKO会議」は毎年開催する予定ですので、御興味のある方は、是非とも次回の「みんなのBIWAKO会議」にご参加ください。

お問い合わせ
琵琶湖環境部 琵琶湖保全再生課 水政策係
電話番号:077-528-3466
メールアドレス:[email protected]
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