ユニバーサルデザインに関する事例や情報などを紹介します。
障害者のための国際シンボルマーク
障害をもつ方々が利用できる施設(設備)であることを表す世界共通のマークです。
なお、車いすの方だけを示すものとの誤解が多いようですが、正しくは「全ての障害者」を表しています。
盲人のための国際シンボルマーク
視覚障害のある方に配慮された施設(設備)であることを表す世界共通のマークです。
具体例として、この表示のある信号の押しボタンを押すと青信号の時間を長くするものがあります。
耳マーク
自分には聴覚障害があることを表したり、その反対に、病院や銀行、官公庁等の窓口に表示されている場合は「筆談など必要な対応を行います」ということを表す場合に使用されています。
マタニティーマーク
自分は妊産婦であるこを周囲にわかりやすく示し、妊産婦に対する配慮と理解を広める目的があります。
このマークを見かけた時は、座席のゆずりりあいや受動喫煙の防止などの配慮をお願いします。
ほじょ犬マーク
(厚生労働省)補助犬同伴可マーク(全国盲導犬施設連合会)
補助犬は「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」のことです。
身体障害者補助犬法が平成14年10月に施行され、公共施設およびホテルや飲食店などの一般施設も補助犬同伴で利用できることとされました。
このマークは、補助犬使用者が安心して施設を利用できるように、その理解を広めることを目的としたものです。
うさぎマーク盲導犬マーク
目や耳の不自由な子供も一緒に遊べるように、工夫された玩具であることを表すマークです。
盲導犬マークは手ざわりや音で知らせるなどの工夫を、うさぎマークは音の調整、視覚や振動などをとおして楽しめるように工夫されています。
(社団法人 日本玩具協会)
オストメイトマーク
オストメイト(人工肛門、人工膀胱)用の設備を表すマークです。
一般的には、オストメイト使用者が排泄物を処理したり皮膚を洗浄するための設備を備えた多目的トイレの標示に使用されています。
ハート・プラスマーク
身体内部の障害や内臓疾患のある方を表すマークです。このような方々は外見上は障害があることがわかりにくいため、様々な誤解を受けることがあります。
このマークは、内部障害のある方への理解を広めていくことを目的に作成されました。
バリアフリー新法に適合している施設のマーク
バリアフリー新法は、高齢者や障害者等を含む多数の人が利用する施設のうち一定規模以上のものはバリアフリー基準への適合を義務付けています。
この基準に適合していることを認定された施設は、建物にこのマークを表示できることとされています。
県の福祉のまちづくり条例に適合している施設のマーク
県のまちづくり条例は、バリアフリー新法とは別にさらに多くの施設に対してバリアフリー基準への適合を義務づけています。
県はユニバーサルデザインのまちづくりを広めるため、この基準に適合する施設はこのマークを表示されることを推奨しています。