を持つ統合失調症患者を出発点として、この変異がどういった生物学的な現象を引き起こしているのか、その現象が統合失調症と関連があるのか検討を行い、この転座を持つものは血漿中L-セリン濃度が健常人と比較して低下しており、この転座によってL-セリン合成酵素の発現が低下していること を見出した (Ozeki Y et al, Neuroscience Research 2011)。 次に我々は、 統合失調症患者における L-セリン合成について検討を行い、
セリン合成酵素の一つPSP活性が統合失調症患者で有意に低下していることを報告した(Ozeki Y et al, Psychiatry Res. 237:344-502016)。以上の知見より、統合失調症患者ではL-セリン合成に異常がある可能性が示唆される。統合失調症患者におけるL-セリン合成異常の原因を明らかにするため、121名の統合失調症患者を対象に3つのL-セリン合成酵素のエクソーム解析を行った。