エピペンの保管方法について

Q1 エピペンかんたんガイドブックの中に15℃~30℃で保管と書いてあるのですが、今は職員室の棚で保管していますがエアコンなどを入れていない状況なので30℃以上になっていると思います。保管するときはエアコンなど空調を入れて保管をした方がいいのでしょうか?

A1 温度に関しては、メーカーがこの温度なら少なくとも1年は劣化しませんよ、という目安です。それが30℃を超えたらどのくらい劣化するのかはわかりませんが、30℃を少し超えたからといってすぐ劣化するものではないでしょう。ただ、保管する側としてはなるべくその温度で保管することを心がけて下さい。


Q2 中学校で養護教諭をしています。一年生の男子生徒がエピペンを持っています。保護者に要望して主治医からエピペンを2本処方してもらいました。1本は生徒が自分で鞄の中に持っていて、もう一本は職員室に常備するという体制をとっています。今は夏休みで生徒が部活にきているのですけど、テニス部で外の練習をしており、鞄の中にエピペンを保管しています。保護者に連絡を入れてなるべく暑くならないようなところに鞄を置いて保管方法を考えてください、と伝えているのですが、結構外は高温になりますので、屋外での適切な保管方法を教えてもらいたい。


A2 エピペンの保管の温度としてはおおまかに15℃~30℃と言われていますが、あんまり厳密に考えなくても多少30℃超えても常時でなければあまり影響はしないと思います。だから外で保管する場合にも特別な工夫はなくて、直射日光にずっとさらすのではなく、できるだけ木陰で風通しがよくて陽が直接あたらない場所に置いておくというくらいの工夫でいいのではないかと思います。薬剤自体が古くなってきているかどうか見る目安としては、本体の側面のところに小さな窓がありまして、そこで中の液の色が確認できるので。そこが茶色く変色していれば液自体が古くなっていると判断できる。時々そこをチェックされて、使用期限内でそこがまだ透明であればまだ使えると思ってもらったらいいと思います。ただ、車のダッシュボードの中などは40℃~50℃にもなるのでそのようなところに保管されるのはよくない。人が普通に過ごせる場所であれば、少々屋外でもしばらく置いておいても支障はないと思います。


Q3 エピペンの保管についてですが、お散歩などに持ち出すと高温になってしまうこともあると思うのですが、何度くらいにどのくらいおいたらだめなど基準はありますか?

A3 ふつうの鞄に入れて動いている場合は問題ないと思いますが、ずっと炎天下におかれて、または車のダッシュボードに入れておくのはたいへん高温になるのでまずいと思います。逆に、すごく凍るような寒い場所に放置するのもよくないと言われています。室内に置かれている分に関しては人が過ごせるところであれば問題ないと思います。


Q4 幼稚園の職員です。現在年少組を担当しています。卵アレルギーの子どもさんを担当させてもらっています。もし園でアナフィラキシーショックの症状が出てエピペンを打つとなったとき、現状ではエピペンを職員室で保管しているのですが、教室の方に移して保管した方がいいのか?また現状ではみんなでマニュアルを作って園長が打つということになっているのですが、やはり打つのは園長先生に委ねた方がいいのでしょうか?

A4 マニュアルは各園の事情もあるので園で作ってもらったらいいと思いますが、必ず園長でないと打ってはいけないというルールはないと思います。むしろ職員どなたでもいざという時は打てるというトレーニングを受けて緊急時は一番そばにいる職員が打てるという体制にされた方がいいと思います。それと保管場所についてですが、教室におかれますと、何かの拍子に子どもが持ち出しておもちゃにしたりするというリスクもないとはいえないので、できればそういうところから離れた、子どもの手にうっかり触れないような場所の方がいいと思います。そういう意味では職員室や園長室の方がいいと思いますが、逆に厳重に保管しすぎて、例えば鍵かけてしまうとか、いざというときに行っても鍵が開かなくて使えないようになるのも問題があるので、いざというときはすぐ取り出せて、かつ、子どもの手の届かない場所を選んでもらったらいいと思います。

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