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実績

令和2年度の当院入院リハビリテーション患者数における1か月あたりのべ平均患者数は、急性期病棟:4129.5人(のべ総数49,554人)、回復期リハビリテーション病棟:1697.8人(のべ総数16,978人)でした。1か月平均の実施単位数は、急性期病棟:6607.2単位(のべ総数79,286単位)、回復期リハビリテーション病棟:4237.2単位(のべ総数42,372単位)でした。(回復期については4月~1月までの数値)
令和2年度のリハビリテーション科外来および回復期リハビリテーション病棟の実績は以下の通りです。

令和2年度
種別 件数
リハビリテーション科外来受診者数 5,465人
リハビリテーション科病棟入院審査人数 200人(入院決定者:199人うちキャンセル24人)
リハビリテーション科新規入院者 182人(他院からの紹介36名)
病棟入院疾患別内訳 脳血管疾患73人、 頸髄・脊髄損層3人、 脳挫傷3人、 骨関節疾患81人、 難病・その他22人
退院患者 自宅退院者178人(87.7%)その他25人
入院平均在院日数 49.8日

令和2年度 その他の業績

原著、総説、短報、報告等

・原著

  1. 中江基満:化学療法中の血液腫瘍患者における有害事象と身体状況、運動療法効果との関連性、理学療法学2020;35(3):413-419
  2. Yoshiteru Akezaki, Eiji Nakata, Ritsuko Tominaga, Orie Iwata, Juichi Kawakami, Tetsuya Tsuji, Tsuyoshi Ueno, Motohiro Yamashita, Shinsuke Sugihara : Short-Term Impact of Video-Assisted Thoracoscopic Surgery on Lung Function, Physical Function, and Quality of Life, Healthcare(Basel),2021 Feb 1;9(2):136.doi:10.3390/healthcare9020136.

 

・総説

  1. 中馬孝容:巻頭言 私のリハビリテーション科医としての心得、Jpn J Rehabil Med 2020;57:684
  2. 中馬孝容:7.パーキンソン病に脳血管障害を合併した2症例の回復期リハビリテーション治療、臨床リハ2021;30(2):176-179
  3. 中馬孝容:評価法の使い方シリーズ2各論、第14回神経筋疾患、総合リハ、2021;49(2):191-196
  4. 中馬孝容:パーキンソン病のリハビリテーション治療、Jpn J Rehabil Med 2021;58:303-311
  5. 近藤国嗣、川手信之、高岡徹、黒木洋美、宮城浩一、菅原英知、小山照幸、中馬孝容、小口和代、神山一行、石川誠:令和2年度リハビリテーション医療に関連する診療報酬改定について、第1回急性期診療を中心に、Jpn J Rehabil Med 2020;57:571-573
  6. 近藤国嗣、川手信之、高岡徹、大高洋平、小口和代、神山一行、黒木洋美、小山照幸、菅原英知、中馬孝容、宮城浩一、石川誠:令和2年度診療報酬改定におけるリハビリテーションに関連するアンケート調査結果報告書、Jpn J Rehabil Med 2021;58:96-101
  7. 藤田美奈子、川上寿一:運動負荷を伴う訓練における安全管理、Jpn J Rehabil Med 2021;58:247-254

 

・班会議報告書

  1. 中馬孝容、小林庸子、植木美乃、加世田ゆみ子:難病患者の地域リハビリテーションにおける介護支援専門員の実践に関する調査その2、厚生労働行政推進調査事業費補助金(難治性疾患政策研究事業)、難病患者の総合的地域支援体制に関する研究、令和2年度分担研究報告書(研究代表者小森哲夫)令和3(2021)年3月

講演

  1. 中馬孝容:教育コース14:パーキンソン病のリハビリテーション―初期と進行期、時期に応じた対応法、第61回日本神経学会学術大会、2020年9月、岡山
  2. 中馬孝容:合同シンポジウム2(共催:神経難病リハビリテーション研究会)難病リハビリテーション医療の課題、JSY02-2ケアマネージャーを対象としたアンケート結果からの難病リハビリテーション医療の課題、第4回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会、2020年11月、神戸
  3. 中馬孝容:生涯教育研修42神経難病のリハビリテーション診療について、第4回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会、2020年11月、神戸
  4. 中馬孝容:教育講演37パーキンソン病のリハビリテーション治療、第57回日本リハビリテーション医学会学術集会、2020年8月、京都
  5. 中馬孝容:パーキンソン病とリハビリテーション、最新の知見より、Webセミナーパーキンソン病とリハビリテーション、WEB(松戸)、2021年3月
  6. 中馬孝容:パーキンソン病のリハビリテーション、富永病院第2回パーキンソン教室、WEB(大阪)、2021年3月
  7. 川上寿一:生涯教育研修22がんのリハビリテーション臨床医の視点から、第4回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会、2020年11月、神戸
  8. 川上寿一:高次脳機能障害コースSTEP1高次脳機能障害の基礎理解、滋賀県立リハビリテーションセンター令和2年度教育研修事業専門研修、2020年10月、彦根
  9. 川上寿一:高次脳機能障害コースSTEP2A生活支援における高次脳機能障害の捉え方と対応~動画を使って~、滋賀県立リハビリテーションセンター令和2年度教育研修事業専門研修、2020年11月、大津
  10. 川上寿一:社会的行動障害への対応と支援、令和2年度滋賀県高次脳機能障害専門研修、2020年11月、草津
  11. 川上寿一:産業医が知っておきたい生産年齢でのリハビリテーションについて、滋賀県医師会主催産業医研修会第4回スキルアップ研修会、2020年11月、守山
  12. 川上寿一:シンポジウム2外来がんリハビリテーションの普及、肺がん手術患者における外来リハビリテーションプログラム、第9回日本がんリハビリテーション研究会Web、2021年1月
  13. 弘部重信:トランスファー(腰痛予防)、令和2年度滋賀県病院事業庁新人看護師研修会、県立総合病院、2020年5月
  14. 弘部重信:廃用症候群予防について~新人でもできる可動域訓練~令和2年度滋賀県病院事業庁新人看護師研修会、県立総合病院、2021年3月
  15. 平川圭子:摂食・嚥下障害~安全な食事援助技術~ 令和2年度滋賀県病院事業庁新人看護師研修会、県立総合病院、2021年3月
  16. 佐敷俊成:高次脳機能障害者の就労支援、メディカルスタッフジャンプアップセミナー、県立総合病院、2020年8月
  17. 佐敷俊成:口腔がんのリハビリテーション、歯科口腔外科、2021年1月、県立総合病院
  18. 平川圭子: NST研修会、県立総合病院、2020年1月

学会発表等

・学会発表

  1. 中馬孝容、小林庸子、植木美乃、加世田ゆみ子、小森哲夫:難病患者の地域リハビリテーションにおける介護支援専門員の実践に関する調査、第57回日本リハビリテーション医学会学術集会、2020年8月、京都
  2. 藤田美奈子、中馬孝容、川上寿一、丸木仁、新里修一:交通外傷によるびまん性軸索損傷を呈した高校生の復学支援を行った一例、第57回日本リハビリテーション医学会学術集会、2020年8月、京都
  3. 川上寿一:多職種連携教育とその評価、第57回日本リハビリテーション医学会学術集、2020年8月、京都
  4. 川上寿一:脳卒中における誘発原因についての当事者研究による考察、第57回日本リハビリテーション医学会学術集会、2020年8月、京都
  5. 川上寿一:遠隔観察をおこなう宿泊療養施設における運動機会の提供に際しての管理、第4回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会、2020年11月、神戸
  6. 川上寿一、北川木之美、吉岡飛鳥、加藤なつみ、西井美恵子:宿泊療養者における非医療従事者を中心とした体制のなかでの医療班活動、第58回日本医療病院管理学会学術大会、Web、2020年10月
  7. 竹村壮司、川那辺圭一、本城誠、丸木仁:両側同時人工股関節置換術と片側人工股関節置換術の運動機能と経過の比較によるリハビリテーションの検討、第57回日本リハビリテーション医学会学術集会、2020年8月、京都
  8. 平川圭子、佐敷俊成、國場さやか、辻香苗、岩永尚子、渥美由里絵、中馬孝容:当院での自動車運転再開の評価と関連する因子の分析、第57回日本リハビリテーション医学会学術集会、2020年8月、京都
  9. 中江基満、大江幸、中馬孝容:癌治療中の運動療法の有効性について~身体機能・栄養状態・悪液質に着目して~、第55回日本癌治療学会学術集会、2020年10月、京都Web
  10. 佐敷俊成、川上寿一、平川圭子、渡辺幸子、中馬孝容、藤田美奈子、丸木仁、田邉陽子、小西梨沙、生方志浦、上田啓太、村井俊哉:社会生活尺度SL-77の検者信頼性について、第44回日本高次脳機能障害学会、2020年11月、岡山Web
  11. 本城誠、中馬孝容、川那辺圭一、巽達也、小野原明子、貴田雅也、山本秀和:人工股関節全置換術パスのアウトカムに対する理学療法士の介入、第20回日本クリニカルパス学会学術集会、2021年1月、熊本
  12. 北川木之美、川上寿一、吉岡飛鳥:オンライン観察を主体とする看護における心のケアの実践、第22回日本災害看護学会年次大会、Web、2020年9月

(班会議報告)

  1. 中馬孝容、小林庸子、植木美乃、加世田ゆみ子:難病患者の地域リハビリテーションにおける介護支援専門員の実践に関する調査その2、厚生労働行政推進調査事業費補助金(難治性疾患政策研究事業)、難病患者の総合的地域支援体制に関する研究(研究代表者小森哲夫)、2020年12月、WEB会議