実績

概要

業務実績として件数が増加した主な項目は、心臓植込みデバイス(過去5年平均84件→今年度105件、5年平均比24%増)、神経刺激モニタ(同36件→68件、90%増)、大動脈内バルーンパンピング(同60件→112件、85%増)、経皮的心肺補助(同12件→45件、3.7倍)、不整脈関連心臓カテーテル(同177件→199件、13%増)、心臓植込みデバイスチェック(同1664件→1998件、20%増)、人工呼吸器巡視(同2036件→2318件、14%増)でした。一方で、件数が減少した主な項目は、人工心肺(過去5年平均49件→今年度36件、5年平均比27%減)、持続的血液透析濾過(同299件→223件、26%減)、CPAP・ASV巡視(同234件→128件、45%減)、終夜携帯PSG(同172件→42件、76%減)でした。

全県的な取り組みとしては、昨年度に引き続き今年度も県内の訪問看護師を対象とした「在宅人工呼吸器実技講習会」を開催しました。今回、受講者が8名から17名に増えたことから、そのニーズを鑑み今後もこの実技講習を継続して行きたいと考えています。

また、昨年度より取り組んでいる心臓植込みデバイスの遠隔モニタリングを用いた病院・診療所連携(デバイスのチェックは遠隔モニタリングを用いて当センターが行い、患者への説明と指導をかかりつけの医療機関で行ってもらうというもの)では、今年度末までに診療所49施設、病院4施設で理解と協力が得られ、45名の患者が連携管理に移行しています。

遠隔モニタリングを用いた病院、診療所連携
緊急性の高いアラート

業務実績

主な臨床業務の件数は、人工心肺36件、自己血回収91件、心臓カテーテル919件、血液浄化等827件、心臓植込みデバイス105件、心臓植込みデバイスチェック1,998件、心臓植込みデバイス遠隔モニタリング導入73件、人工呼吸(気管挿管)巡視2,318件、非侵襲的陽圧換気巡視475件、持続陽圧換気(CPAP)導入54件、CPAP外来1,356件、CPAP病診連携移行20件でした。

医療機器管理業務では、保守管理に関して点検を2,415件、修理を555件行いました。安全管理に関しては臨床工学部主催の講習および研修を16回開催しました。また、メーカー等から提供される医療機器安全情報として対応すべき案件が2件あり、それぞれ対処と関係者への周知を行いました。

業績

研究発表

  1. 寺田寛.ペースメーカー患者の心電図を認識できなかった生体情報モニタへの対応.第14回滋賀県臨床工学会.2016年4月.滋賀県草津市
  2. 長谷川慎一.当院での遠隔モニタリングフォローの現状.第16回日本心臓植え込みデバイスフォローアップ研究会.2016年6月.広島市
  3. 領毛一雅.多数のペースメーカ起因性頻拍を認めた一例.第16回 日本心臓植え込みデバイスフォローアップ研究会.2016年6月.広島市
  4. 塩山陽平.FFRWOSによりMSとその解除が無限ループ的に繰返されたAVBの一例.第16回日本心臓植え込みデバイスフォローアップ研究会.2016年6月.広島市
  5. 石井菜緒美.人工呼吸管理中に頻回な用手換気が必要となる患者に対する工夫.第49回日本小児呼吸器学会.2016年10月.富山市
  6. 森井淳夫.異なる測定器間でのACT値の検討.第38回日本手術医学会.2016年11月.那覇市
  7. 持丸篤.経皮ペーシングのデマンドモードが有効に機能しなかった事例.第23回近畿臨床工学会.2016年11月.神戸市
  8. 塩山陽平.電磁干渉によりLIAとなったICD植込みの1例.第23回近畿臨床工学会.2016年11月.神戸市
  9. 高垣勝.遠隔モニタリングを用いた病院・診療所連携による心臓植込みデバイス管理.全国自治体病院会.2016年10月.富山市
  10. 西知子.当院におけるDCAの使用経験.第28回CVIT近畿地方会.2017年3月.大阪府豊中市
  11. 寺田寛.IVUSにてPHBを認めたACS症例.第28回CVIT近畿地方会.2017年3月.大阪府豊中市

教育活動記録

  1. 赤松俊二.基礎セッション2.PCPSを理解しよう.KCJL 2016.2016年4月.京都市
  2. 赤松俊二.心血管カテーテル領域における装置のベーシックテクニック~IVUSエキスパートコース~.第26回日本臨床工学会.2016年5月.京都市
  3. 高垣勝.頻拍とペースメーカー動作・診断.第16回日本心臓植込みデバイスフォローアップ研究会.2016年6月.広島市
  4. 赤松俊二.心臓全身血管の基礎.血行動態を把握.ADATARA Live Demonstration 2016.2016年6月.福島県郡山市
  5. 赤松俊二.心電図たっぷり60分講座.カテ室で役立つ心電図.WCCM in Okayama 2016.2016年6月.岡山市
  6. 大野進.加湿の基礎・加湿方法について.京都人工呼吸ケアセミナー.2016年6月.広島市
  7. 赤松俊二.ITEスキルアップセミナー.POBA.CVIT 2016.2016年7月.東京都
  8. 赤松俊二.エキスパートセミナー1.IVUSのエキスパートになろう.CCT 2016.2016年10月.神戸市
  9. 赤松俊二.基礎から心電図を勉強しましょう.基本的な不整脈のみかた.CCT 2016.2016年10月.神戸市
  10. 赤松俊二.心電図たっぷり60分講座.カテ室で役立つ心電図.WCCM in Fukuoka 2016.2016年10月.福岡市
  11. 赤松俊二.次に活かす合併症.同じ合併症を起こさない.WCCM in Fukuoka 2016.2016年10月.福岡市
  12. 大野進.小児神経筋疾患患者のADLに合わせたNPPVインターフェイスの工夫.第49回 日本小児呼吸器学会.2016年10月.富山市
  13. 高垣勝.急速に拡大する循環器治療領域業務における学生教育・臨床実習教育はこれで十分なのか?.心臓植込みデバイス臨床実習の現状と課題.第15回日本臨床工学技士教育研究会.2016年11月.東京都
  14. 赤松俊二.午前はとことん基礎講座 基礎心電図、血行動態.WCCM in Kyoto 2017.2017年1月.京都市
  15. 大野進.小児のNPPVを知ろう(在宅HFNCもあるよ).WARCセミナー.2017年1月.京都市
  16. 大野進.人工呼吸器・コミュニケーション支援機器の紹介~特徴と適応~.難病対策従事者研修会 2017年2月.滋賀県守山市
  17. 赤松俊二.コメディカルシンポジウム教育セッション基礎をもとに更なる前身へ!.補助循環の基礎.中国四国ライブ in 倉敷2017.2017年3月.岡山県倉敷市
  18. 赤松俊二.コメディカルセッション教育講座.PCIの基礎について.KCC 2017.2017年3月.金沢市

著書

赤松俊二.WCCMのコメディカルによるコメディカルのための「PCIを知る。」セミナー.2016年11月.MCメディカ出版