昭和の「キャバレー王」として知られる福富太郎(ふくとみ・たろう1931-2018)
1964年の東京オリンピック開催による好景気を背景に、全国各地に44店舗ものキャバレー(舞台のショーを見たり、会話を愉しみながら飲食をおこなう娯楽施設)を展開した実業家です。
時代の波に乗り事業を成功させる一方、父親の影響で少年期から美術に興味を持っていた福富は、やがて鏑木清方(かぶらき・きよかた)作品との出逢いをきっかけに、美術品の蒐集に熱中していきます。
本展は、独自の信念のもと作品を追い求めた福富太郎の審美眼に焦点をあて、他に類を見ないコレクションの全体像を提示する貴重な機会となっている。
福富が惚れ込んだ鏑木清方の10数点に及ぶ優品のほか、多彩な顔ぶれの画家による女性像、明治時代から第二次世界大戦を経て昭和40年代までの間に描かれた油彩画の数々など、魅力的な絵画作品80余点が紹介されている。
会期/2026年7月3日(金)〜8月30日(日)
休館日/毎週月曜日[ただし、7月20日(月・祝)は開館し、7月21日(火)は休館]
開館時間/9:30-17:00(入場は16:30まで)
会場/滋賀県立美術館展示室3
観覧料/一般1,200円(1,000円)、高校生・大学生800円(600円)、小学生・中学生600円(450円)