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“伊藤忠商事”の新入社員育成の現場は「滋賀県」!?

毎年、伊藤忠商事株式会社は新入社員研修を「滋賀県」で実施しており、今年度も約150人の新入社員たちが「滋賀県」の高島市を訪れ、4月13日~4月17日の5日間にわたり、研修が行われた。また、民間企業交流研修として滋賀県庁の若手職員3名も参加した。

“伊藤忠商事”創業の地「滋賀県」

伊藤忠商事株式会社は、近江商人・初代伊藤忠兵衛が1858(安政5)年、現在の滋賀県豊郷町を拠点に麻布の行商を始めたことを創業の原点とする。創業者の言葉から生まれたとされる近江商人の理念である「三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)」の精神は、現在も伊藤忠グループの企業理念として受け継がれている。

「伊藤忠商事株式会社」×「滋賀県」による“近江プロジェクト”

平成28年から同社は滋賀県高島市で新入社員研修を実施していたが、令和4年10月に滋賀県と締結した社会貢献連携協定に基づき、新入社員約150 名が地域の課題を体感・発見し、滋賀県の地域課題の解決策を関係者へプレゼンする能動的学習プログラム「近江プロジェクト」を令和6年度から実施している。

今年度は4月13日(月)から17日(金)までの4泊5日間、高島市をフィールドに「近江プロジェクト」が実施された。

研修の狙いは、「マーケットインの発想による複雑な地域課題への挑戦」「ビジネスパーソンの基礎研鑽」「近江商人の原点「三方よし」の体感」。

研修では、24チームが4つのテーマに分かれ、地元農家や畜産家等の協力のもとフィールドワークを行い、地域の営みを学ぶとともに、地域課題についての探求が行われた。

伊藤忠商事株式会社CAOや滋賀県知事らが評価

西口CEOと三日月知事

研修最終日、同社上席執行役員 CAO 西口 知邦 氏(当時)や人事・総務部長やサステナビリティ推進部長をはじめ、三日月滋賀県知事も審査員となり、新入社員らによる成果発表が行われた。

発表は、新入社員らのチームごとに、5日間の研修を通じて見出した課題とそれを解決する事業アイデアについてのプレゼンテーションが行われ、その内容について西口CAOや三日月知事ら審査員が4段階で評価する方式で行われた。

その後、審査員らの協議により最優秀賞チームが選出され、同社の西口CAOから、賞品としてオリジナルタンブラーが贈呈された。

特別賞「滋賀高島賞」

今回の審査にあたり、三日月知事が最優秀賞チームに勝るとも劣らない提案内容であったと評価したチームに対し「滋賀高島賞」を贈呈することをその場で決定した。

そこで6月26日(金)、同社東京本社にて「滋賀高島賞」の贈呈式が行われた。贈呈式では、受賞したチームの社員に対して、賞品として地元の伝統的工芸品である「高島扇骨」を用いて作られた「高島扇子」が滋賀県東京本部長から贈られた。

その後の受賞者との座談会では、「5日間で課題を整理し提案まで結びつけるスケジュールの大変さ」を感じたことや、「フィールドワークを通じて、汗をかいて働くことの大切さを学んだ」といった声があがっていた。

同社の西川人事・総務部長は「一つの地域に対して愛情と関心を持って、何ができるのかを考えていくことは、ビジネスの大事な視点を培える。今後も県や地域の方と一緒に続けていければと思う」と、創業地に対する熱い想いが伺えた。

「企業研修の受け入れが盛んな県北部地域」に向けて

滋賀県は、県内で人口減少・高齢化等の課題が先行する北部地域(長浜市、高島市、米原市)のさらなる振興を目指し「北の近江振興プロジェクト」に取り組んでいる。企業研修が地域に活力をもたらす可能性に注目し、令和7年度から「企業研修誘致コーディネート業務」を始動。県担当者は「企業と地域が交わることで、地域の魅力の再発見、関係人口創出や地域経済の活性化に繋げていきたい」と意気込んでおり、今年度は募集型の企業研修プランを造成し、誘致に向けた取組を進めている。

 

滋賀県 企業研修特設サイト(滋賀県北の近江振興事務所 TEL:0749-53-2801)
https://willseed.jp/hrd/shiga-learning/

お問い合わせ
知事公室 広報課
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