滋賀県内でも撮影が行われた映画「黒牢城」の公開が19日に始まった。
映画は、小説家・米澤穂信氏の直木賞受賞作のミステリー小説が原作。
県内で映像作品の支援に取り組むフィルムコミッション「滋賀ロケーションオフィス」では、県内でロケ地となった3か所を紹介するガイドを発行した。映画で撮影されたシーンとあわせて紹介しているほか、ロケーションオフィスの職員ならではの目線「ココがミステリー⁉」と題して、普段は気づかないようなポイントも紹介している。
16,000部印刷して、県内映画館や市町観光案内所で配布している。
彦根城(彦根市)の黒門から天守に至る山道では、荒木村重(本木雅弘さん)が荒木久左衛門(青木崇高さん)から首桶を発見したと報告を受けるシーンが撮影された。
日吉大社(大津市)の走井橋付近では、栗山善助(前田旺志郎さん)が捕らえられ、荒木村重に怒りをぶつけるシーンなどが撮影された。
大戸川ダム建設予定地では、荒木軍と織田軍の合戦シーンが撮影された。普段は入れない区域に200名近くが参加して撮影が行われたという。なお、現地では「大戸川ダムフェス」が毎年秋に開催されており、このタイミングであれば、当該ロケ地に入れるという。
また、通常は立ち入り禁止の場所にある「謎の横穴ツアー」がひっそりと行われている。
ダム建設前の今しか見ることができない貴重な機会、「見学の希望があれば個別に対応しますのでお問い合わせください」とのこと。お問い合わせは国土交通省近畿地方整備局大戸川ダム工事事務所まで(TEL077-545-5675)
県と県内19市町が共同で設置したフィルムコミッション組織。
映画やテレビドラマなどの作品を通して、県の魅力をPRし、地域振興や地域活性化を目指している。平成14年(2002年)4月1日設置。
映像制作を県内に誘致するため、ロケ候補地の提案や、ロケハン(下見)同行、実際の撮影支援、エキストラ手配などを行っている。(TEL077-528-3745)