滋賀県の高島市では、県内の果樹栽培面積全体の約40%にあたる約88haで栽培されており、県内最大の柿産地である今津柿やマキノ地域で栽培されている栗、特産のアドベリーなどが知られています。さらに近年では高島全域でオリーブやブドウの栽培面積が増えてきています。
しかし一方で高島地域では、市内の人口が減少しているとともに農業者の高齢化も進み、人手不足が大きな課題となっているのも現状としてあります。
そこで高島では地元農家のみなさんが直接栽培方法等を参加者に教え、農家の作業をお手伝いいただきつつ、参加者にとっては自分の育てた果実を収穫する喜びまで味わうことができるまさに三方よしな「援農隊」に昨年から取り組まれています。そして今年2年目となる活動がスタートしました。
高島の援農隊はオリーブコース、柿コース、ぶどうコースの3コースがあり、その中でも今回広報課では6月7日(日)に開催された南深清水FF倶楽部が主催されているオリーブコースの令和8年度初回開催の日を取材することとしました。
SNSで募集記事を見て「高島でオリーブが栽培できるなんて!」と驚き、県外から参加された方も。
今年度のオリーブコースでは同じ町内から参加された方から県外に至るまで幅広い地域から参加されており、南深清水FF倶楽部の代表が投稿されているSNSの記事を見て参加を決めたという方も複数おられました。中にはそもそも高島でオリーブが栽培できることに大変驚き、この援農隊に参加したい思いを強くした方も。
この日は午前中オリーブ園の案内に始まり、午後からは集会所にて南深清水FF倶楽部から援農隊の概要説明や参加者それぞれの自己紹介等のオリエンテーションが行われ、これからの活動に向けて親睦を深める会となりました。
この日はお昼前から雨天となったこともあり、概要説明と自己紹介後は集会場内でオリーブの挿し木苗木づくりを体験する時間が設けられました。
このオリーブコースの活動は、援農隊のコンセプトが日々の栽培管理から喜びのある収穫までを体験し、知ってもらうことであるため、この先秋ごろの収穫から冬支度、春の苗木植栽準備に至るまで1年間を通して開催されていきます。
援農隊に参加いただいた方の育てたオリーブが実を結び、より多くの方にこの援農隊の活動そのものが認知され、さらには一人でも多くの方が農業に携わってみたい!と思われることを切に願い、広報課として今後も取材を続けていく予定です。