5月1日、高島市での知事の「北の近江」現場訪問が行われた。
地域に根ざした多彩な取組を展開する事業者や団体を訪ね、地域創生や持続可能な共生社会の構築に向けて、市内4か所で意見交換や現地視察を実施。
1.子どもの自然預かり体験を提供する起業家と地域づくりを考える
まず、たいさんじ風花の丘(高島市安曇川町田中 4922-2)において、子どもの自然体験提供を担う株式会社dive in LIFE 代表・熊谷理美さんと意見交換を行った。
熊谷代表は「どんな時でも、自分の人生に飛び込める社会をつくる」という理念のもと、子どもたちに自然との触れ合いを通じて、自立や感性を育む体験の提供を行う。住み続けたくなる地域づくりについて考えた。
2.ワインづくりを通じた関係人口創出に取組む二地域居住者を訪ねる
続いて、「ワインで人生を豊かにする」をコンセプトに掲げるワインコミュニケーションフォーラムの代表・大西タカユキさんが運営する、ワインヴィレッジ高島(高島市安曇川町田中 2447)を視察。
ぶどう畑や蔵、古民家を活用した宿泊施設などを巡り、高島の風土とワインの魅力について直接話を伺った。
3.柿の産地で新たな地域特産品(オリーブ)の栽培に取組む現場を視察
今津町南深清水では、地域住民主体の活動で耕作放棄地をオリーブ畑に変え、新たな地域特産品創出を目指す、南深清水FF倶楽部の取組を視察。
柿の名産地として知られる地域に新風を吹き込み、持続可能な農業と地域活性化に繋げる取組について、地域振興に関わる龍谷大学の学生らも加わり意見交換を行った。
4.観光養老牧場の経営を通した共生社会を目指す企業と意見を交わす
最後は観光養老牧場「メタセコイアと馬の森」(高島市マキノ町寺久保 833-1)で、引退競走馬のセカンドキャリアを支え、人と馬、自然が共生する場づくりに挑戦するTCC Japanの活動を視察。
「人と馬と大地の共生」を企業理念に掲げ、動物福祉にも配慮した新たな観光資源の形成についてお話を伺った。
視察を終え、取材に応じた三日月知事は「高島には底知れぬ可能性がある」「人口減少や高齢化という現実はあるが、裏返せば高島固有の魅力や可能性がある。高島市と県が連携し、それを見出し広げていきたい」と展望を述べた。