薫風かおる東近江市ふれあい運動公園で2日、実に11年ぶりとなる「百畳敷大凧」の飛揚が披露された。
東近江大凧保存会の会員ら約100人が力を合わせ、縦11.8メートル、横11.1メートル、重さ約200キロにも及ぶ巨大な凧を空へと挑ませた。
午前10時40分時点の風速は北西の風2.1メートル。
大凧を揚げるには5~6メートルの風が理想とされる中、引き手たちは風を読み、タイミングを計りながら準備を進めた。太鼓の合図とともに引き手が走り出すと、昭和100年を祝う「慶祝 昭和百年」の図柄が描かれた大凧が、ゆっくりと浮かんだ。
1回目の挑戦では惜しくもすぐに着地したが、凧の骨組みなどを点検後、2回目の挑戦へ。
観衆が見守る中、大凧は再び空へと舞い上がり、高さ1メートル、時間は17秒間、その巨大な姿を空中で披露した。
残念ながら、風などのコンディションから3回目の挑戦は断念されたが、11年ぶりの飛揚に会場からは大きな拍手が送られた。
この大凧揚げは、江戸時代から続く伝統行事。祝辞や願い事を大凧に描き、空に揚げることで成就を祈願したのが始まりとされている。
今回の飛揚は、この伝統文化の継承や滋賀への誘客へとつなげていくことを示す貴重な機会となった。
場所:滋賀県東近江市八日市東本町3番5号
TEL:0748-23-0081
開館時間:9:00~17:00(最終入館は16:30まで)
休館日:水曜日、祝日の翌日、第4火曜日、年末年始(12月28日~1月2日)
入館料:一般:300円、小・中学生:150円