滋賀県は15日、大津市の県公館で、県立高等専門学校の整備に向けた寄附に対する感謝状贈呈式を行った。
建設機械部品メーカーの桃栄金属工業株式会社(本社・大阪府)が、教育備品としてCNC旋盤1台を寄贈したもので、県立高専への大型寄附としては第1号となる。
寄贈されたCNC旋盤は、コンピュータ制御により高精度な金属加工を行う工作機械で、開校を目指す同高専の実習で活用される予定。学生が最新の加工技術を学び、実践的な技術力を養う環境整備に寄与する。
贈呈式で三日月大造知事は「建設機械の足回りを整えられる御社からのご寄付で、我々高専の足回りを一段と固めることができる」と謝意を述べた。
一方、同社の中根栄二代表取締役社長は「近年、ものづくりの現場で技術者が減っている。高専で専門知識を学んだ学生は、我々だけでなく多くの企業にとって大変ありがたい存在になる」と開校への期待を述べた。
県は令和10年4月の開校を目指して準備を進めている。