沿線活性化願い
地域活性化を目指す自主制作映画「ガチャコン」シリーズの第4弾が完成し、近江鉄道映画製作委員会のメンバーが25日、滋賀県庁で記者会見を開いた。
同作は、第1弾が親子編、第2弾が青春編、第3弾がヒーロー編として公開されたものの第4弾。監督・脚本は東近江市出身のムラヤマ・J・サーシさん(本名:村山知資さん)。
今回は「近江鉄道の仕事」や「婚活」をテーマに、昼は鉄道職員、夜はプロレスラーとして奮闘する女性の恋模様などを描くハートフルコメディに仕上がっている。撮影には高校生や地元企業、市民ら約400人が制作に参加し、4月12日に上映会を開くとして、記者発表を開いた。
グループ全体‧地域一体で魅力発信
今作は、シリーズで初めて近江鉄道グループ全体の事業に光を当てた点が特徴だ。
鉄道事業に加え、彦根港の赤備えの観光船「直政」や近江八幡ロープウェイなどもロケ地として登場する。
物語の核となるのは、沿線を盛り上げるために実在する社内組織「みらいファクトリ
ー」での活動で、鉄道会社の知られざる仕事もリアルに描かれているという。
制作には、これまでのシリーズ同様、地域が一体となって協力。水口東高校の演劇部員
や、岩永甲賀市長らも出演した。エキストラには地元の高校生らに加え、長浜プロレス
や、万博を機に交流が生まれたナウル共和国のキャラクター「ナウル君」も参加するなど、協働の輪は広がりを見せている。撮影は2025年10月末から約1カ月かけて東近江市、彦根市、甲賀市などで実施された。
上映会1000人目標、聖地巡礼にも期待
完成した映画は、4月12日(日)に滋賀県文化産業交流会館で無料上映会が開催される。
午前の部は10時から、午後の部は1時から上映。映画は74分。合計で1000人の来場を目標に掲げており、5月頃にはYouTubeでの配信も予定している。
実行委員会の実行委員長であり、プロデューサーの奥村清和氏は、「もともとは近江鉄道を核としたまちづくりをどう進めるか、という課題から始まった。映像‧映画という世界を通して、沿線地域が一体となったまちづくりができないかということでスタートしたのがこのシリーズ。ぜひ多くの方に近江鉄道に乗って見に来ていただきたい」と話した。
ガチャコン!4純愛編
近江鉄道の社員、サヤカには秘密があった。それは、女子プロレス団体で活躍する覆面レスラーというもう一つの顔。職場で内緒に活動する彼女は、婚活イベントで出会ったタケルと恋に落ちる。しかし、正体を隠し続けるうちに2人はすれ違っていいく。ある日、サヤカは悪意記者の目論見により、タケルが自分のファンに拉致されたと勘違いしてしまう。彼を救うため、戦いに挑むサヤカ。サヤカとタケルの恋の行方は・・・そして衝撃のラスト・・・