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フリースクールの日常を描く 『スキニシー学校の日々』 4月6日発売開始

 滋賀県栗東市を拠点とするフリースクール「スキニシー学校」の日々をつづった書籍『フリースクール スキニシー学校の日々』が能美舎(滋賀県長浜市)から出版される。

 刊行を前に、同校代表の池田勝さんらが滋賀県庁を訪れ、発売を報告した。

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(左から)代表・池田勝さん、理事・林浩一郎さん、副代表・西澤彩木さん

「学び」とは何か

 今回刊行される本では、「学校に行かない」という選択をした子どもたちが、どのように日々を過ごしているのか、写真とともに、日々の様々なエピソードが綴られている。書籍は七章で構成されている。

 スキニシー学校には、決められたカリキュラムや時間割はない。子どもから大人まで、好きな時間に来て、好きなことをして、好きな時間に帰っていくという。子どもが数人の時もあれば、親子一組の時もあり、30人で餅つきをしたり、マルシェで100人以上が集うこともある。

 ヤギと遊びたい人、おくどさん(かまど)で羽釜ご飯を炊きたい人、焚き火を囲みたい人、鬼ごっこをしたい人、畑仕事をしたい人などが自由に過ごしているといい、自然あふれる環境の中での遊びや暮らし、他の子どもとの関わりのすべてが、「学び」になるという。

書籍の画像

刊行に寄せて:代表池田勝

 スキニシー学校は、関西弁の文字通り「好きにしぃー」な場所です。0歳から200歳の赤ちゃんから、子ども・大人が集い、自由に過ごしています。

 「自由に過ごすこと。お互いの自由を認め合うこと」簡単そうなことですが、現代社会でこんなに難しいことはないようです。

 不登校の子どもたちの言葉になるような・ならないような思い、それを支える保護者のしんどさは、「自由」や「好きなことをする」ということからは程遠いようです。

 2019年に2人の小学生と保護者からスキニシー学校は始まりました。

 この場は、ヤギがいて、ニホンミツバチがいて、原っぱがあって、焚き火ができて、好きな食材を焼いて食べてと、自然環境と共に過ごす暮らしです。その自然や人との関わりの中で、子どもも大人もとても大事なことを学び成長していると日々感じています。

 しかし、いわゆる学校や塾でする勉強とは異なり、テストや成績表といった学びを計る指標はありません。今回、本を書く過程が、その学びを明らかにしていく一助と考え、みんなで言葉を積み上げていきました。大事なことだけど、見えにくい「学び」を「見える化」しようと挑戦している本です。 この本に出会い、学びの価値を再創造してくださるとうれしいです。

書名:フリースクール スキニシー学校の日々

編者:スキニシー学校

出版社:能美舎

発売日:2026年4月6日

判型:B5判変形/128頁フルカラー

本体価格:1,800円+税

取扱書店:県内は、平和堂内書店全店、サンミュージック全店、ジュンク堂書店草津店など、その他、全国書店、ネット書店で取り扱いあり。

お問い合わせ
知事公室 広報課
電話番号:077-528-3040
メールアドレス:[email protected]