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2月13日は『日本遺産の日』 琵琶湖とその水辺景観-祈りと暮らしの水遺産-ほか県内6つのJapan Heritage

 2月13日は「日本遺産の日」です。

 日本遺産の日は、文化庁と日本遺産連盟によって2020年に制定されたもので、「にほん(2)いさん(13)」という読み方から、国民の皆さんに親しみやすく覚えてもらいやすい日として選ばれまたものです。

 滋賀県では、「琵琶湖とその水辺景観-祈りと暮らしの水遺産-」が日本遺産第1弾として認定されました。現在、日本全国では104件が認定を受けています。滋賀県ではほかに、「忍びの里伊賀・甲賀~リアル忍者を求めて~」(甲賀市)、「きっと恋する六古窯~日本生まれ日本育ちのやきもの産地~」(甲賀市)、「1300年つづく日本の終活の旅~西国三十三所観音巡礼~」(大津市・近江八幡市・長浜市)、「京都と大津を繋ぐ希望の水路琵琶湖疏水~舟に乗り、歩いて触れる明治のひととき~」(大津市)、「海を越えた鉄道~世界へつながる鉄路のキセキ~」(長浜市)の5件が認定を受けています。

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琵琶湖とその水辺景観

 日本遺産「琵琶湖とその水辺景観-祈りと暮らしの水遺産- 」は、唯一の存在であり、豊富な歴史資産の源(みなもと)でもある「琵琶湖」をストーリーの中核に据えて、日々の暮らしにより育まれてきた文化を取り上げています。滋賀県を代表自治体として県内10市にまたがり、構成文化財36件がされており、「水」をテーマに、「水と祈りの文化」「水と暮らしの文化」「水と食の文化」とそれらが織りなす「景観」をストーリーにまとめています。

水と祈りの文化(構成文化財:18)

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 人々は、水の恵みに感謝の念を抱き、水の清らかさに精気が宿ると信じ敬ってきました。その水を豊かに湛え瑠璃色に輝く琵琶湖は、「水の浄土」(東方浄土)にたとえられ、その教主・薬師如来への信仰とともに、琵琶湖周辺に数多くの寺社が建立されています。また、湖中に大鳥居がある神社や神輿を湖上に繰り出す祭事など、今も琵琶湖に宿る神を崇敬する姿を見ることができます。滋賀県最高峰の伊吹山には、古代から「水の神」がすまうとされ、また県西部の安曇川では、材木を運ぶ筏乗り達を川の魔物から守る信仰が伝わるなど、県内には、様々な水と結びついた祈りの文化が、脈々と受け継がれています。

水と暮らしの文化(構成文化財:17)

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 琵琶湖とともに育まれた暮らしは、水を巧みに取り込み、自然と共に生きる「くらし」です。山から水を引き、各家に分配する古式水道や、湧き水を使いながら汚さない仕組みからは、水を大切に使う「暮らしの文化」を、多くの生き物を育む水郷や縦横に水路が巡る集落などでは、水と共に生きる「暮らしの文化」を見ることができます。今なお県内各地に残る「水と暮らしの文化」は、人と自然との大切な繋がりを教えてくれます。この水と人の営みが調和した「くらし」がつくり出す文化的景観は、多くの人を惹きつけています。

水と食の文化(伝統漁法・郷土食・魚介類・伝統神事)

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 人々の暮らしと祈りを育んだ「水」は、地域ならではの独自の生業や食文化も育んできました。魚の習性を知り尽くした伝統的な漁法は、季節の風物詩であるとともに独自の景観として琵琶湖の魅力の一つになっています。また、琵琶湖の湖魚は人々の食を支え、伝統的な風土食が伝承されてきました。豊穣を願う祭りや伝統行事にも深く関わっており、琵琶湖の固有種を使った伝統料理は今も味わうことができます。

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知事公室 広報課
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