「心技一如」を建学の精神とする滋賀短期大学(大津市・秋山元秀学長)の学生10数人で構成する防災アウトドアブランド「MOKULAB」は、同市にある障害福祉サービス施設「れもん会社」の木製商品の制作過程で発生する端材を活用した商品開発に取り組んでいる。
学生たちのアイデアから生まれた、防災に役立つカワイイ商品2商品が完成したと、4日県庁会見室で商品発表が行われた。
今回発表された商品は「ちゃっかりドーナツ」と「かまどトーチ」の2つ。
災害時やアウトドアの場面で着火剤として使える「ちゃっかりドーナツ」はヒノキの端材にてんぷら油の廃油と大豆ワックスに色クレヨンを加えて混ぜて固めたもの。
MOKULABのメンバーらが一つひとつ手作りしている。チョコレートのコーティングやストロベリー風のピンクの見た目は、言われなければ本物のドーナツかと見間違うような完成度。直径は約8センチ。約10分燃焼する。
また、携帯式のコンロ(熱源)として使える「かまどトーチ」は直径約20センチ。ドーナツと同様の作り方で固めたものの周囲にヒノキのブロックを2重・2段に囲った。
こちらは中央にドライフラワーなどがあしらわれ、機能性に見た目の可愛らしさにもこだわっている。直径は約20センチ。1時間燃焼する。
商品PRを行った同大学のデジタルビジネスコース2年生の繁田樺恋さんは、「防災としてだけではなく、インテリアとしても楽しめるように商品をつくった」と話し、「日常の生活の中で彩りを与えながら、いざというときには役に立つ商品に仕上がったと思う」と振り返った。
商品はネットショッピングサイト(BASE)で購入できるほか、今月14日・15日には東京日本橋の滋賀のアンテナショップ「ここ滋賀」で販売会が行われる。
MOKULAB
滋賀短期大学のデジタルライフビジネス学科の学生たちが中心となって立ち上げた防災アウトドアブランド。
大津市にある障害福祉サービス事業所「れもん会社」で製造されている木工製品の製造過程で出るヒノキの端材を活用した商品開発を行っている。
お問い合わせ:滋賀短期大学077-524-3605