昨年12月に行われたアメリカンフットボールの大学日本一を決める「第80回毎日甲子園ボウル」(全日本大学選手権決勝)で2連覇・10度目の優勝を果たした、立命館大学アメリカンフットボール部「PANTHERS(パンサーズ)」の選手らが28日、県庁副知事室に岸本織江副知事を訪ね、2026年度新体制の始動とあわせて報告した。
前列:左から野村晃誠副将、岸本副知事、藤岡昂汰主将、中井貴誠主務。
後列:左から加藤大登副将、有馬快音副将、松原修ディレクター、長積仁部長。
パンサーズは1953年の創部。昨年の甲子園ボウルでは、パンサーズ(関西2位)が関西学院大学FIGHTERS(関西1位)との史上初の「関西対決」を38-14で制し、2002~04年大会以来の連覇を達成。選手たちは普段、びわこ・くさつキャンパス(BKC)の近くにあるグラウンドで練習しており、地元は快挙に盛り上がった。
「史上最強」といわれるチームからバトンを引き継いだ、2026年度新体制チームで県庁を訪れたパンサーズ。
新主将の藤岡 昇汰(ふじおか こうた)選手は、昨年の優勝について「決勝で戦った関学大は、10回に1回勝てるかどうかという相手。逆に気持ちが楽になり、楽しむ思いで臨んだのがよかった」と振り返り、「昨年含めて毎年、リーグ戦・トーナメントを全勝はできておらず、1回は負けている。今年はパーフェクトゲームを目指したい」と、自分たちの手で新たな黄金時代を作っていく決意を述べた。
岸本副知事は活躍に対し祝意を述べたうえで、「2025年は国スポ・障スポもあり、滋賀県のスポーツが大変盛り上がっている。それをさらに発展させられるよう、けん引していっていただければ」と語り、新体制での活躍に期待を寄せた。
3連覇への思いを尋ねられた藤岡主将は、「3連覇は勿論、やはりパーフェクトゲームがチームの目標」としたうえで、「勝つためには“仲良しチーム”はいらない。グラウンド上では仲間に厳しいことも言うし、その分自分もきついことをやる。ただ、オフでは一緒にご飯を食べたりお風呂に入ったりして、メリハリのある、切磋琢磨し合えるチームにしていきたい」と抱負を語り、岸本副知事からは「キャプテンの力量が試されますね」とエールが送られた。
また、岸本副知事からは「アスリートとして食事管理も大変でしょう」と質問が。選手によって異なる、多様な献立や食事との向き合い方が1人ずつ語られ盛り上がった。
選手らは日頃から、地域のお祭りや小学校のスクールガード活動への参加、小学校の授業であるフラッグフットボール体験でのサポート活動、大学最寄りである南草津駅の清掃など、県のスポーツ振興や地域活性化にも貢献している。地元の応援も力にして、新体制となったパンサーズの今後の活躍が期待される。