滋賀県が野洲市市三宅地先で2028年4月の開校を目指している県初となる高等専門学校(高専)について、県は2024年2月以来、約2年ぶりの開催となる構想推進本部会議を県庁で開き、重要事項等の検討、調整、確認および共有を行った。
会議の最初に高専の設置準備状況についての説明があり、用地造成▽校舎等施設整備▽広報・周知活動▽企業との連携・共創▽設置許可申請準備の状況などについて説明が行われた。
説明の中で、今年10月に文部科学省に設置許可認定の申請を行うことや、今春には学生確保見通し調査を中学生や企業向けに実施することなどが示された。
県内初となる高専は野洲市市三宅の県有地約5万平方メートルを用地に5年制(一学年120人)、工学系総合学科を設け、2年生からは情報系、電気電子系、機械系、建設・環境系の4つのコースに分かれる。
2025年6月には基本設計が公表され、校舎棟(鉄骨造3階建て)、図書交流・食堂売店棟(鉄骨造2階建て)、学生寮(RC造2階建て)、実習工場・実験室棟(鉄骨造1階建て一部2階)、体育館(鉄骨造1階)などから成る。
本年2月から工事発注手続きを開始し、同年5月には建設工事の開始を予定している。
推進本部会議の冒頭、本部長の三日月知事は、「人口が減る中にあって新たな学校をつくっていくという設置許可申請は簡単なものではない」と話したうえで、「夢を描きながら、実務もきちんと説明できるよう準備していきたい」と述べた。