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プロ野球独立リーグ本加盟を報告!滋賀ハイジャンプスが県副知事を訪問 県内8球場(ホーム試合)に来場呼びかけ

滋賀を拠点とするプロ野球独立リーグの球団「SHIGA HIJUMPS(滋賀ハイジャンプス)」の大八木大介球団代表が4日、県庁副知事室に岸本織江副知事を訪ね、来シーズン(2026年)から本加盟する「日本海リーグ」での活躍を誓った。

訪問の様子
岸本副知事(左)への訪問の様子

滋賀ハイジャンプスは2024年11月の設立。活動1年目の2025年はリーグに準加盟し、年間20試合を戦い4勝16敗の結果となった。

本加盟となる来季は試合数が20試合から40試合へ増えるという。5月頃から開幕し、ホームで20試合、遠征で20試合をこなす。

ホーム20試合は滋賀の県内8球場(守山市民球場▽マイネットスタジアム皇子山▽HPLベースボールパーク▽カローラ滋賀はちまんスタジアム▽甲賀市民スタジアム▽湖東スタジアム▽草津グリーンスタジアム▽今津スタジアム)で行われる。

球団では、今まで野球を見てこなかったファミリー層をメインターゲットとしており、試合後には選手とのふれあいイベントなどを開催しているという。

自らは野球経験がなく走り高跳びの選手だったという大八木代表は、「絶対に損はさせません!楽しくて最高な一日にしますので、是非球場に足を運んでください」と呼びかけた。代表自らが球場で子ども向けの歌を歌うなど「歌のお兄さん」としてもおもてなしにも力を入れている。

三人の記念写真
滋賀ハイジャンプスの大八木代表(右)と日下部監督兼選手(左)

岸本副知事からは、県内初のプロ野球独立リーグ球団の誕生への歓迎と、滋賀県のスポーツ振興、地域活性化への貢献に大きな期待が寄せられた。

代表とともに県庁を訪れていた日下部光監督(選手兼任)は訪問を終え、「滋賀でプレーしたのは今シーズンからだったが、こんなにもたくさんの方に来ていただけるチームは他にはない」としたうえで、「子どもたちに夢を与えられるような存在であり続けたいですし、(2026年には)優勝したい」と抱負を語った。

日下部さん写真

プロ野球独立リーグとは、NPB(日本プロ野球機構)とは別に、地域ごとに設立されたプロ野球リーグ。全国に29球団が存在し、6つのリーグに分かれて試合を行う。

滋賀ハイジャンプスは、石川ミリオンスターズと富山GRNサンダーバーズとともに日本海リーグに所属する。

2025年6月に守山市民球場で開催した試合では、日本海リーグ歴代最多来場者数となる4,538人が来場。今シーズン、ホームゲームとして行った県内6試合の平均来場者数は1,447名となっている。

選手らはNPBを目指して日々の練習や試合で汗を流す。一方、地域のスーパーマッケットや福祉施設などで働く二刀流。

滋賀ハイジャンプスは、「滋賀からプロ野球選手を目指す」という理念のもと、若手選手の育成にも力を入れている。夢に向かって躍進する姿は、きっと多くの感動や勇気を与えてくれることとなるので、来年5月頃の開幕を心待ちにしたい。(T)

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