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11月8日は「信楽たぬきの日」 あなたは知っていますか?たぬきが持つ8つの縁起

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11月8日は「信楽たぬきの日」!

 11月8日は「いい八」で信楽たぬきの日です。信楽町観光協会が一般社団法人日本記念日協会に申請し登録されています。

「信楽たぬき」全国に広まったきっかけは、昭和天皇の歌

 信楽焼のたぬきが広く知られるようになったのは、1951年(昭和26年)の出来事がきっかけです。

 昭和天皇が信楽へ行幸された際、沿道には日の丸の旗を持ったたくさんのたぬきの置物を並べ、歓迎しました。

 その光景をご覧になった昭和天皇は、次のような歌を詠まれました。

 『幼などき 集めしからに懐かしも しがらき焼の狸をみれば』

 この歌が報じられたことで、信楽焼のたぬきは一躍全国にその名を知られることになったのです。紫香楽一乃宮新宮神社には、昭和天皇御製の歌碑があります。

たぬきが持つ8つの縁起「八相縁起」とは?

 信楽焼のたぬきには、それぞれの持ち物や身体の部位に「八相縁起」と呼ばれる8つの縁起(願い)が込められています。

 愛嬌のある表情で、私たちの日々の安全や安心、そして幸福を見守ってくれているのです。

  • 大きな笠
    思いがけない災難や天候の変化から身を守るため、普段から準備を怠らない心構えを示します。
  • 大きな目
    周囲をよく見渡し、気を配ることで、物事を正しく判断できる洞察力を持つようにという願いが込められています。
  • 笑顔
    常に笑顔を忘れず、お互いに愛想よく接することで、商売繁盛につながるという教え。
  • とっくり
    飲食に困ることなく(商売がうまくいく)、人としての徳を積む努力をすること。
  • 通い帳
    信用を何よりも大切にする、という商売の基本を表しています。
  • 大きなお腹
    冷静さと、物事に動じない大胆さを持ち合わせ、肚(はら)を据えることの重要性。
  • 大きな金袋
    お金に困らず、自由自在に使えるほどの金運に恵まれるようにという願い。
  • 太いしっぽ
    何事も終わりをしっかり締めくくり、着実に成果を出すことが真の幸福につながるという意味。

信楽のまちの個性豊かなたぬきさんたち

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