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滋賀県版「#木曜日は本曜日」はじまる。県内23書店で著名6人の選書を紹介!店舗を巡るスタンプラリーも

この出会いが、あなたのページをめくるかも。 アルゴリズムより、 まちの書店でのセレンディピティを求めて。 さぁ会いに行こう。 人生を変える一冊に。

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キャンペーンを説明した滋賀県書店商業組合の平井理事長(左)と西谷健企画推進委員長

 滋賀県書店商業組合は今年度の「本のまちづくり推進プロジェクト」の取組の一つとして、『#木曜日は本曜日~ほんならよってこか本やへ~』のキャンペーンを始めている。開催期間は11月1日~2026年2月28日まで。

 文化発信の拠点である書店を振興し、書店に来店して本に触れる機会を創出するととともに、商店街・地域の活性化にもつなげたい考え。

 今月1日からは、キャンペーンの特設サイトも立ち上げた。

 県にゆかりのある著名人ら6人が「私にとって〇〇な本」をテーマに選んだ各5冊を紹介している。

 「#木曜日は本曜日」のキャンペーンに参加している組合加盟の店舗(23店舗)では、特設販売コーナーを設置し、選書の販売を行っている。

 店舗を巡るスタンプラリーも開催しており、各店内に設置された二次元コードを読み取り、取得したスタンプの数に応じて選者サイン本や図書カードが当選者には贈られる。スタンプラリーは1月31日まで。スタンプ5個、または10個で応募可能。

滋賀県書店商業組合の平井浩理事長は、今回のキャンペーンの狙いについて、「来店していただくきっかけづくりとして企画した。本屋は本と出会える魅力的な場所。週に一回といわず、毎日でも足を運んでほしい」とPRした。

【小説家の宮島未奈さん】

テーマ:私にとって何度読んでも衝撃を受ける本

  • 鴨川ホルモー万城目学角川文庫
    COMMENT:唯一無二の京都が味わえる
  • ゴールデンスランバー伊坂幸太郎新潮文庫
    COMMENT:本屋大賞受賞作の中でも特に好き。人生疲れたときに読みたい
  • 風が強く吹いている三浦しをん新潮文庫
    COMMENT:若い頃のわたしが小説家になるのを諦めたぐらいの名作
  • ナイルパーチの女子会柚木麻子文春文庫
    COMMENT:自分がやっているブログを全部やめたくなった
  • 私の男桜庭一樹文春文庫
    COMMENT:二人が生きる世界の空気の構築がすごい

【俳優の八木莉可子さん】

テーマ:私にとって拠り所な本

  • 茜唄今村翔吾角川春樹事務所
    COMMENT:平家物語が凄く好きで少しオタクなところがあるのですが、この作品は今村翔吾さんが、平家目線で描かれた平家物語のお話です。何回読んでいて、泣いた事やら…。平家というとマイナスな印象も強いですが、この作品を読んだら見方がまた変わるかも知れません!笑
    歴史の作品は、ドラマなどでもそうですが、描かれ方によって正義の味方になったり、悪い敵方になったり。
    色んな描かれ方を通して、地続きの歴史に想いを馳せられるのが歴史モノの素敵なところのひとつだと思います。

ほか(4冊)紹介していただいています。

詳しくはキャンペーンサイト「木曜日は本曜日」へ

お問い合わせ
知事公室 広報課
電話番号:077-528-3040
メールアドレス:[email protected]